東京凱旋ライブ☆残酷なまでに美しい夜

遅ればせながら、東京凱旋ライブご報告です。


会場は渋谷駅徒歩1分のmusic bar 7efさん。(※店内写真は10月のもの)
とても雰囲気のいい空間です。昔は中華料理店だったということで、カウンター横の龍のオブジェが目立っていました。

ありがたいことに今回も、前売りで SOLD OUT !! 立ち見でもよいからと来てくださったお客様で会場はぎっしりでした。

「ナオミさんのリーダーズライブだし、いっぱい歌ってよ」と、いう渥美くんの好意に甘えて、

歌った!歌った!全部で15曲(アンコール含む)☆一人で1回のライブで歌った曲数としては過去最高なんじゃないでしょうか。

しかも、譜面は当日直前リハで渡し、、、リハも正味1時間程度で。いつものこととはいえ、なんて無謀な(笑)

が、リハからスゴかった。。。今回はアコギとエレキギターを用意してくれたのですが、渥美くんのエレクトリックサウンドは、thirdiqのCDや横浜かもめのライブでも聞いてるけど、、歌とデュオだとどうなんの?? (でもって、エレキギターの素晴らしくステキなストラップに目が釘付け)


OH!!そのアンビエントな独特の音を聞いた瞬間、心臓がドキンと跳ね上がりました。

6月にソロツアーで新潟で聞いた頃から何段階も脱皮していて、

自由すぎるほどの高見からスゴい演奏を神業的に繰り出してくる。

それは、もう残酷なまでに泣きたいぐらい。

え?この曲のアプローチ、そうくるの?何曲か想定してた曲のイメージが一度白紙に塗りつぶされ、、心臓はバクバク!

でも、もう本番まで時間がない^^:::。お客さん続々来場。

もうあれこれ考えたり、心配しても仕方ない。

やるっきゃない!

ステージにたつ。1曲目から二人でスタート。

あとは、ひたすら、彼の隣で、反応、反応。

触発され、揺さぶられ、ときに仕掛けて、途中数回タイム感ロストしそうに...。それでも、何とかグルーブを立て直し、こっちから挑発もした。

本当に、紛れも無い、予想不可能な、生身のライブ。

お客様はみんな、瞬きもしないぐらいの(勝手な感覚^^)真剣な表情で 

私たち二人の繰り広げる世界を最後の最後まで熱い眼差しで見守ってくれました。


全15曲!!


どの曲も、過去にないアプローチで斬新でした。(しかもリハとも変わるし)

スローナンバーは、今回ほとんどエレクトロ系のサウンドだったかな。

そして、ダンサブルな曲は、彼独特の盛り上がったときのあのボディをたたくパーカッシブなギター。

私の心臓の鼓動とぴったり一致していた。

録音を聞いて、今までで一番、大人っぽい艶声や、ハスキーな抑制のある歌い方をしていて、

自分でもビックリ。フェイクやスキャットも相当広い音域で展開してた。(最後の曲はさすがに、ファルセットが出なかった。泣^^;;)

いやぁ、夢中だった。でも、あのヒリヒリする緊張感を途中から楽しめるようになって、次に彼が何をしてくるか、ワクワクしながら歌ってた! 2ステのフライミー、あの日に帰りたい、フィーバー,,全部、何度も歌ってるのに、渥美くんのアレンジが素晴らしくて、新鮮で、歌ってても感情が溢れ出してきて、めちゃくちゃ気持ちよかったなぁ。お客様も、「あの曲のあれが、もう、たまんなかった!」って、いろいろ感想を寄せてくださいました。

渥美くんのギターは、細部まで 完成されて、音質も音色も何もかも美泣きたいほど美しく素晴らしかった...


リハを始めた16:30 と、本番終了の21:30

アンコールの2曲目、最後の曲を歌い終わった時、違う地平線に立ってたように思う。



この5時間の経過で、ものすごく自分の歌の内側も外側も拡がって自由度が増した!!ような気がします(笑)


んんーーーー 渥美幸裕、恐るべし!!



1年5ヶ月前の凱旋ライブに来てくださった知人が

「1年前よりも着実に格段に、歌がうまくなってる」とおっしゃってくださった。素直に嬉しい!いや、コレ、思いきりヨイショもあるでしょうし、歌のうまさは、色んなニュアンスが絡むので、^^::つーか、やっぱ1年前はまだまだ下手ってこと!ですね(笑)

確かに!あの頃の自分の録音を聞くと、やはり歌そのものが荒いし、声も幼いと思う。

んでもね。こうして、すごい高次元なデュオを経験すると、そのレベルの高さに反応しきれない自分の今の力不足に泣きたいほど悔しくて悶絶する〜!いや、ほんと、に涙がハラハラでる。くやしい、くやしい、くやしい。もっと気持ちよくなりたいっつーねん!!

でも、確実に経験は力に変わっていくはずですよね。

まだまだ絶賛、成長中!(笑)



また、いつか、あの場所へ立ちたい。


来年2011年は自作CD含め、ご本人の関わってる作品なんと5〜6タイトルが一気に世の中に出る渥美幸裕さん。

時代が彼の才能に追いつこうとしているのか....

色んな意味で、うるさい東京の友人、知人も「こんなギター聞いたことない!!!」と

手放しで彼の才能を絶賛していた。


あなたも、その目で、その耳で、いつか味わってくださいまし。




いやーー、がんばったな、あたし(泣笑)。

今回嬉しかったのが、歌以外に、構成やMCも、何とか自分らしさを出し切れて、それをお客様がとっても喜んでくださったこと。あれだけ孤高の世界をもつ繊細な美しいギターの隣にいても、お客様との一体感とアットホームな雰囲気は最後までKEEPしたつもりです〜。(関西弁コーナーもやったし>笑)お客様の中で、この日お誕生日だった方のサプライズパーティ演出!東京駅で買った(笑)カップケーキにろうそくをたててみんなでハピバ大合唱いたしました♡

ほんと、おつかれ、あたし(よしよし)。

でも、ステージングも含めて、デュオはお互いの個性の化学反応こそが、醍醐味で、他の組み合わせでは出せない「味」になるって、痛感しました。

今回、前日に買ったSONY のビデオMOVIEがよくとれていて、自分の動きも勉強になりましたわ。(渥美クンは腕の降りおろしまで、絵になっておった)

最後まで温かい眼差しと拍手で会場を熱く盛り上げてくださった皆様、本当にありがとうございました。

ライブ中&直後、翌日、、とツイッターでつぶやいてれる方や、直接メールくださる方,,皆さんの感想、ほんと嬉しかったです

「渥美さんのキレイなエネルギーに触れた感じ」「スゴい才能!」「ナオミさんの声質と、渥美さんのアコースティックなギターの音が、すごく溶けてあってる感じがした」「小柄な身長なのに、音域の広い迫力ある声が胸に沁みました。天才ギタリストとのセッションは、まさにLIVE!な感じで素敵な夜を過ごせました♪」「シンガーとギタリストの駆け引き,, というか、予測不能のハラハラ感が、すごく面白かったです。こんなライブは初めてです」「素敵な声と温かいステージングに心底癒されました」「ナオミさんの包容力のある歌声に全身包まれて、その余熱に酔ってます、まだ頭から離れません」,,,皆様,,ありがとう!!

そして、音質のよい素晴らしい会場を紹介してくれた金井拓明さん、7efの店長工藤さん、きよたさん、ことやさん、本当にお世話になりました!ありがとうございました。またぜひ、7efさんで歌いたいです☆
今回来れなかった方も、ぜひぜひ次回!!来てくださいね



打ち上げは、渋谷のドンチッチョという名店イタリアン!昔からの仲間と夜中まで呑み食べました!楽しかったな。幹事のY子センセ、ホントにありがとう!



渥美くん、これからも縁が続きそうですね。

まだまだ自分の歌の修正部分、未熟な箇所いっぱいアカラサマになったぶん、次回どこまで高見に行けるかホントに楽しみです!

2月、真冬の新潟で待ってます。(現在来年の2月の11日〜あたりで 渥美幸裕さんの第2弾新潟ツアー企画中です!!詳細後日。新潟の皆様、ぜひチェックしてください。)

※今回着たチェリーピンクのドレスと、渥美くんのストールのピンクが偶然リンクしていた!

ps:この道の第一線で活躍する凄腕カメラマンの写真が届く予定ですので、フォトレポはまた後日、アップしますね☆