渥美幸裕 感動の2days ソロツアー完結!!!

【はじめに。】

3日かけて書いた、過去最高に長いレポです。

人が圧倒的な自然の前に、自分のちっぽけさに内震えるように、

私が、この先自分がどう音楽(=歌)に向き合って行くのか....歌い続けていいのかどうか,,,そんな境地にまで行ってしまった。

その二日間を形に残したくて記しました。

文章も3章に分けて書いたんですが、一気に掲載します。

相当長いのですが....よかったら

どうぞ、休み休み(笑)ご覧下さい!

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●Prologue〜

世界がもし、100人の村なら。


今の私が、「ある基準」で世界を分けるなら

「渥美幸裕のソロの世界を体感したことのある人」「まだ知らない人」に分けてしまうかもしれない。

日本では、新潟にだけ、この「渥美幸裕のソロの世界を体感したことのある人」が生息しているという。

なんて特殊な土地なんだ!(笑)


渥美くんのギターはこの1年、東京で、5回。うたもの、ギタートリオ、タップのDUO、アコギ+タップ+パーカスのConguero Tres Hoofersまで色んな編成で聞いた。ライブで一緒にDUOもやった。

でも、新潟で展開するソロギターのライブは、同じ渥美幸裕On Guitarなのに東京のそれとは、違う感じがする。

きっと、渥美くんが観客に与えるイメージや印象も違う(こう書くと本人に怒られるかもしれないけど^^ ::)
しかも、今回は2回目だ。

昨年6月の1回目の素晴らしさあっての、2回目の実現なんだけど、あれから8ヶ月。Fuji Rockや朝霧ジャム、数々のプロジェクトを通して彼に流れた時間の濃さを私也につかみとっていたので、前回を凌駕する、きっと、スゴいことになる...そんな予感と期待にワクワクしながら、フライヤーのコピーをあれこれ考えたのでした...。


そして作った表面2種類(!)のフライヤー、メディア告知、雑誌への掲載(WEEK&KOMACHI)、ラジオの特集、DMを80通以上出すなど、、、彼を迎えるための準備は、やり過ぎなほど、やれること全部やって。。おかげで、新潟は2週間前に完売、長岡も立ち見も出るかもとのこと。「お客様は満席にして、自分の体調を管理すること」の直前目標はクリア!!(でも、実は前日、夕方微熱(37度)が、38度5分にあがった瞬間があり、インフル!?目の前真っ暗になったけど、自己暗示で熱を平熱に戻しました^^) 


が、。。。今私のカラダは別の熱を帯びたまま、「心の体温」が全く下がらない状態!あれから、3日たっても、余韻が消えないのです。お客様からも同じようなメッセが、本当に続々と届いています。みんな、@渥美インフルエンザにかかっています(笑)レポを書くことで、少しCool Down できるかな、、と言うことで、かなり長くなりそうなので、数回に分けて章立ていたします。私が、冒頭に書いたことの意味が伝わるかな。。。


●Chapter 1 「2011 .2 26 」************


この二日半。まるで、彼のドキュメント番組を作るスタッフのように、渥美幸裕さんに一緒についてまわった。

長岡や新潟の街を歩きながら、いろんな話をした。印象的だった「長岡に降り立ったときに感じた気持ちいい寒さ」等のエピソードは、ライブ中にMCでも語られた。

今回のライブ会場「長岡 ねじき」「新潟 キャッツハウス」どちらも至近距離で彼の演奏を堪能できるハコだったんだけど、中味はものすごく対照的なステージングになった。

☆長岡/音食(ねじき)

ねじきは、まさに「動と陽」のステージ!


ピアノの裏やカウンター後ろまで超満席になった会場に、渥美幸裕のギターサウンドが隅々まで響きはじめる。ジャズもクラッシックもファンクやロックもその要素の全てがあって、けれど、すべてが違う。パーカッシブでリズミックなのに、ピアノのようなメロディアスな繊細さも兼ねあわせている。よく知ってる曲なのに、他の誰からも聞いたことのないアプローチ。私も歌い慣れたナンバーを、毎回新鮮なワクワクドキドキした気持ちで曲に向き合うことができる、やっぱり唯一無二の存在感だと、聞くたびに強く思う。

1部終わって圧巻のステージを体験したお客様は、すっかり彼の世界に魅せられたのか、セッティング中にも質問がとび、MCも合いの手が入り....2部から新潟出身のギタリスト金井拓明さんの飛び入り参加もあり、その場の客からのお題で即興で曲を作るコーナーあり。もう、すごい参加型の熱いライブになった。ちなみに「雪」「(長岡の)花火」が2大テーマ。だったのですが....金井クンの大きな思い込み&勘違いで、二人はずーーーーっと寄り添いながら「雪」を演奏していました(笑)彼以外の全員が『?』の嵐。これはツアー最終日までネタにされてました)


Duoライブだったんで、MCも二人で進行したんだけど.ありえないぐらい、渥美くんのツッコミが激しく、観客は爆笑につぐ爆笑。(マジで、ジャズライブの録音にあんな笑い声がはいってるテイク初めてかもしれない。てか、自分史上、あんなに笑われたライブは初めてだよ。。。^^:;;)。
ま、歌はもちろん独自の緊張感と高いテンションで歌いましたよ。11月の東京ライブ以来、3ヶ月でまた進化した彼のギターで歌う、こんなヴォーカル冥利なことないでしょ。でも、地上に降りた(MCの)マイクを持つ渥美クンはホントに悪魔のようだったわ。くそー(笑)

ま、それは冗談で。最後の曲のときに、彼が語った長いMC〜今の自分に至るまでの音楽への思いと、伝えていきたいこと〜は、本当に真摯に私たちの胸を貫いた。「今まで、あんまりこういうこと言ってこなかった」って話してたけど。きっと、これからライブ演奏とともに、その思いも言葉にしてくれると思うし、ぜひそうしてほしいなと感じました。(ここで内容を要約して書くのは、失礼な感じがしてあえて書きません)


いやぁ、ハプニング含めて、本当に熱い楽しいライブでした。拍手も手拍子もビンビンにきたし、ラストの方では、一緒にフェイクまでして歌って下さるお客様数名。。。そして、本当に長岡が素晴らしいのが、どんだけMCでうけてても 渥美くんがイントロ紡ぎだすと、すーーーっと世界の色が変わって 皆さんが曲に入り込むのが伝わること。 私、何度か泣きそうになって感激して歌ったなー。

エンディングに向かって流れ込む強烈なHappy Grooveに皆さんが存分に最高に楽しい時間を過ごしてくれた!!ことが伝わってきて嬉しかったデス。そして、ダブルアンコールの最後のソロでは、渥美くんの真摯な思いを受け止めるように、静かに温かく聞いて下さった。。(泣いてるお客様もいました)

1部、1時間。2部はハプニングあったといえ、1時間45分の圧巻のステージ。

素晴らしかったです。ねじきの荒木さん、足を運んでくれたお客様、一緒に共有してくれた音楽仲間、撮影してくださった古沢さん、受付&ドリンク運びを手伝ってくれたじゃすみん、みんなみんな大感謝!

その確かな感触に、私たちも、長岡大成功!!長岡ラブ!!な超〜幸せな気分で初日を終えることができました。前回からの渥美ファンのパリも来てくれました!ワン!


●Chapter 2 2011/2/27 【Space Ship】***********

二日目の舞台は新潟市へ。2つのステージ を用意。


☆まずは14時〜のPiano Pianoでの私のFM番組「Cherry Jazz Club」の公開収録

前半はトークセッションで、新潟の印象から、一番ホットな 最新プロジェクトであるアコギ、タップ、パーカッションという異色の編成によるConguero Tres Hoofers(コンゲイロ・トレス・フーファーズ)の話題まで、事前にOrigami PRODUCTIONさんからいただいた資料を元に、スライドショーを交えて色彩感豊かにお送りしました。

渥美くんの『生まれ変わったら何になりたいか』のリスナーからの質問に「宇宙飛行士!」と、迷いない瞳で即答していたのが印象的。すごく真摯に大切に、自分の音楽に取り組んでいて、そして感動や楽しさを私たちの人生に呈示してくれている,,そのことがビンビン伝わるステキなトークでしたね。

2部は、ミニライブへ!ここでは昨日歌わなかったジャズのナンバー2曲歌いました。初めてギターデュオで歌ったけど「Misty」が、気持ちよかった。途中で金井くん参加し、セッションへ。ギター2本の「All The Things You Are」かっけー。


最後は3人で「Close To You」。金井くん、渥美くん、二人のDUOでそれぞれ大事に歌っていた曲を、こんな風に3人でやれるという、音楽の持つ(思いがあれば、いつでも/どこでも/誰とでも♪)素晴らしいファクターに感謝です。


この段階で、ワタクシかなり疲労感満載なう。30歳前後の若い二人とは、ここで差がでちゃうよねー。ラストの舞台になるキャッツハウスに向かうために地上に出ると外は冷たい雨。楽器と機材をかばう渥美くんは、「先いってまーす」と通りの向こうにダッシュ。あっと言う間に次の会場に消える。私は心のシャッターを無意識に押していたらしく、そのときの映像が妙に脳裏に焼き付いているてリフレイン。(長身で細身で、走る後ろ姿さえ、絵になるヤツ.....。)


☆Cats House

最後の会場のキャッツハウスは、旧ジャズママで、東京出身の花村圭さんが2年半ほど前にOpenした店。中古レコードと本とCDが並んだ棚と対面してステージ。客席は動く隙間もないほどで、本当に至近距離で彼のソロギターを堪能できる贅沢な空間。ここでは私はゲストで歌う予定だったけど、リハの直前まで何を歌うか決めてなくて、会場の雰囲気とお客さんを思い浮かべて&花村さんのリクエストから数曲ピックアップ。殆どサウンドチェックのみで余力を残すことに。


本番前に前回のソロの会場のBun Bun に挨拶に行き、近くのパルムでコーヒーをのむ。そういえば、すべて新潟ジャズストリートの会場なんだけど、徒歩数分の古町の至近距離に点在する店の全てにピアノがあって、ライブができるという環境にに驚く渥美くん。私は、薬局でユン●ルを買って一気飲み!で気合い注入(笑)いよいよ、フィナーレの会場に向かいます。

会場に戻ると奥までギッシリ!静かな熱気が会場をおおっている。長岡と明らかに異なる空気感。だけど、お客様の期待値の高さはピリピリするほど伝わって来る。なにしろ、この日の2ヶ月以上前から先行予約してくれた前回ライブからのファンをはじめ、10日以上前に皆さん楽しみに「予約」して来てくれたお客ばかりなのだ。ある意味、私にとっても、「渥美幸裕の2度目のライブを企画した真価」が問われる感じ。


でも、MCで言ったけど、すでに私はこの時点で感極まってました...

この時間が始まってほしくない。始まると終わりがやってくるから。いつまでもワクワク待っていたい。

こんな風に思えるライブなんて、滅多にないけど。この日のこの時間まさにそうだった。


ま、でも、スタートしました。いきなり、Jazz Standard2曲で一気にソロギターの世界へお客を連れていく。渥美幸裕の宇宙船に乗ったみたいだ。そうそう、あの日のあの感じは、本当に静かな異次元の宇宙にいるみたいで、彼の音楽世界という宇宙旅行に私たち全員が連れて行かれたのだ。「見たことのない景色」と、感想を言ってくれた人がいたけど、まさに符号が一致するよね!!

「長岡のお客さんは比較的フィジカルに熱く反応して、新潟のお客さんは深くてスピリチュアルだよ」そんな話を彼にしてたけど、本当に真剣に一音ももらさず、彼の音を堪能してた。

会場の音質もその役割を加速していた。すごくアコースティックな生音に近い響きで、渥美くんのギターの美しさが研ぎ澄まされている。
この日はソロライブだったので、進行もすべて彼にゆだね、私はゲストで呼ばれたときに、空気を少し変えて、差し色をする役割。ま、この日の自分の歌については、反省も含め、いろいろな「気づき」がある....というか、ここで書くと長くなるので、最終章にします。お客様からは、Vocalの選曲がよかったと褒められました。直感で選んで正解だったみたいです。

でも、前日のようなカンペ用意してなかったけど(笑)MCはスラスラと言いたいことが出て来た。二日を通して、思いがしっかり浸透してたのだと思います。

世の中にある、私が感じる「いいもの、気持ちのいいもの、素晴らしいもの」を他の方に伝えて、共有したい!その『編集者的欲求』の中で、ここ数年で最もキタ^^ーーーー!!というアンテナにかかったのが、渥美幸裕さんという稀有な存在。その中で、”新潟だから可能” になった自然な流れでの「ソロライブ」という形。

そのソロギターの世界だからこそ表現される、全部まぎれもない、純度100%渥美幸裕が、本当に素晴らしいのです。そうそう、ここで、また序章の話に戻るわけ。

もしかしたら。。。(あ?これ書いていいかなー)

私も渥美くんも、「嬉しい誤算」だったかもね。

最初は、ユニットで来るのは難しいから、まずは「ソロで、(私もジョイントする形で)」スタートしたんだけど。

結果、彼のソロは、「ソロじゃなきゃ、味わえない」領域を作ってしまった。

「1本で、、たった一人で、、あんな音が!!あの世界が!表現できる!!」ことへの驚愕と感動は、実際にその場で(できれば近い距離で)体感した人にしかあそこまで深く濃く伝わらないかもしれない。


そして、今回、私は人間としての渥美くんの音楽への真面目さにも心を打たれたし、ストイックでリリカルな演奏の合間に見せる、チャーミングなMCや人なつこい笑顔、関西人の私を完全にボケ役にひきずりこむ(爆)関西人も認める「ツッコミ」の鋭さと笑いの感度の高さ。今回ファンになってくれたお客様は、圧倒的な演奏力にプラスして、彼という、人間のステキな部分が、音楽だけでない部分で伝わったと思います。

これは、彼を語るに記号化された「イケメン」という部分でない、渥美くんの内面からにじみ出る柔らかい素敵な部分じゃないかと思う。(もちろん、彼特有の毒もあるけど、そこもゾクゾクするのかも)

金井くんも東京で何度か彼の演奏聞いてるけど、東京のステージでの印象は、どこまでも「カッコいい」「ストイック」な彼なんだけど、新潟では「こんな面もあったんだ!」と素直に驚いたらしいし。



私は、やっぱり、音楽やる人間って、ただ「演奏力」だけじゃ、人を感動させられないと思うのです。

とくに生のライブではそう。

私の好きなミュージシャンは、みんな、「演奏力」と「人間力」が高い!
だからリスペクトできて、応援したくなるし、その生き方も含めて彼らの発するメッセージから目が離せないんだと思う。


。。。話がそれましたが(笑)

ライブの2部では、前日同様、金井くんに入ってもらい、「お題」コーナーではお客様から『ネコ』=渥美担当(キャッツハウスなだけに!)『信濃川』=金井担当で、この日このときしか生まれない、即興の世界が繰り広げられました。私はキャッツハウスの天井や、床や、柱に、きまぐれなネコが沢山のぞいてる光景が見えて、クスクス笑ってしまったし、金井くんらしい、リリカルな信濃川雄大な流れも気持ちよかった。いやぁ、贅沢な時間。

そして、ボーカルタイムで呼ばれた私も、歌にイメージを広げて、感情を共鳴させて精一杯届けました!(余談ですが、後でママに絶賛されたんだけど、録音聞いて、関西弁訳のMCでの私の語りと渥美クンの即興のバッキングが息がぴったりでホント絶妙(笑)MCから完全に世界ができて曲になってたよ!!これ、新しいジャンルかも。。。^^::)

とにかく全身の細胞が震えて、新たに再生せれるような.,..素晴らしい夜でした。そして、蓋をあけてたら、1部は短めといいつつ1時間、、2部は、、Wアンコールまで、なんと約2時間!前日の長岡を上回るすごい演奏時間でした!(それでも、そこまで長く感じなかったし、誰も帰らなかったのですよね)


出し切った。

完全に、前回のソロライブを上書きできて、また皆さんと違う世界に行けた。本当にあの日のあの空気は会場の皆さんがいて一緒に造り上げることができたと思う。感謝です!


それを一緒に完全共有できてその達成感を渥美くんと分かち合えたのが本当に私にとっては、感動的でした。





私の胸には、今もまだラストで弾いてくれた

What A Wonderful Worldの あの澄み切った,

心溶かす優しい音色の余韻が,,,胸に響いています。



渥美くん。



二日間お疲れさまでした。


何度も言ったてけど、



やっぱり



「感無量.....」




ですね。




ホントにありがとう!!


お客様。皆さん.....素晴らしかったです。

キャッツハウスの花村さん、ママ。本当にお世話になりました!

この場所をを推薦してくれた祐子さん...感謝です。
ピアノピアノの準備や打ち上げまで、いつも頼りになる、あややにもサンクス!!

いつも、素敵な写真で、あの日の空気感を切り取ってくれるsatoshiさん、ありがとうございます。(satoshiさんの写真は、陰影の深さが違うのですが、どれが彼の撮影か分かりますか?)

そして二日に渡り、ライブを盛り上げ、いろいろ助けてくれた金井くんにも心から感謝です。


(さて、ラストに今後の展開も含めて少し書きます。)

>>>(Epilogue To Be Continue..)



●Epilogue

この二日の物語はここでおしまいなんですが。。。

直後から、お客様からのメッセージ沢山寄せられています。皆さん、あの場所で目の前で起こったことを、噛み締めて...言葉を紡いでくださっています。

本当に起こったことなんですよ! 
あの見たこともない景色が、彼の音楽を通して目の前に開けて...
そして、胸が愛で溢れてあったかーい気持ちで満たされたこと。

一緒に最高の時間を過ごせたこと!

「渥美幸裕のソロを体感した」...そのことで、皆さんが幸せなメッセージを届けてくれるのは、私には何より嬉しいご褒美です。

次はぜひ、あなたも!!



最後に、今後の展望などを。


今回の二日間を通して、完全に「渥美幸裕ソロギター」というジャンルは確立できたと思うし、できれば、新潟以外の全国の彼のファンの前で、今回のような魅力的なステージを展開していってほしいと思います。


もちろん、「発祥の地」の新潟では、また、第3弾を企画したいです!!すでに、今回行けなかった方からの、悔しい声や次回の期待もメッセージ&メールいただいております。皆さん、待っててね。渥美くーん、また一緒にやろうね。
どんな発展系になるか、いろんな可能性を二人で話してるので、みなさま、お楽しみに☆


そして、3.23リリースの彼の最新プロジェクトの『Conguero Tres Hoofers』=コンゲイロ・トレス・フーファーズ

あのライブのラストソング他、何曲かソロギターが収録されているけど、

「新潟のソロライブがあったから、自然な流れでソロギターの曲を収録できたんですよ」と、打ち上げの席で言ってくれて

そうなんだ!!と、本当に嬉しかったです。

CTHには、アコギ、タップ、パーカッションの3人のこの編成だから出せる迫力やグルーブのうねりがスゴいです。

さんざんソロギターを賛辞しているので、ちょっと言ってること真逆な感じだけど、この増幅した世界はまたこれですごく感動的!

 アルバムでぜひその世界に触れてみてください。amazonで予約始まってまーす^^

Classics from THe parallel world

Classics from THe parallel world

※Barks の記事にCTHリリース情報の詳細がでています!
   (何かの間違いで...私の名前が大御所の隣に、、、^^;;;;滝汗;;;;;)

http://www.barks.jp/news/?id=1000068055






さて、自分について最後に記します。

まぁ、本当に、「お疲れさま、ワタシ」って感じな訳ですが(笑)


「ナオミさん...普通なら3、4人でやることを、全部一人でやって、、、凄すぎます」と周囲の方にさんざん言われましたけど。

MCでも話した通り、私は別にブッキングや企画の仕事をしてるわけではなく、ただイチシンガーで、ラジオDJで、そして10歳の息子の母親でもある主婦で。

ただ、自分の情熱をここまでかけらえる人やモノは、そうそう人生で巡り会えないから。。

たまたま、今、このタイミングで、「渥美幸裕」さんだっただけなのです。


そして、もう、一つは、私が自分自身に情熱を捧げている「歌」。

お客様からは、(とくに長岡はDUOだったので)歌とギターの化学反応が素晴らしかった!と感想を沢山いただいて、嬉しかったんですが。

私自身は、ステージの上で痛いほど感じたけど、この2日間、3回のライブを通して、渥美くんのギターで歌ったことで、かえって自分の歌への枯渇感がものすごーーーーく高まってしまった。


正直、録音聞いて、3カ所の聞き比べをして、ぶわっと、感動できる瞬間もあると同時に、自分の歌でズーン,..と沈む箇所もあり。(キャッツハウスのマイクは、殆どリバーヴなしで、生音で素のまま歌うというハードルの高さでした^^::)3カ所でやったからこそ、PAや音響の違い含めた自分の歌の聞こえ方など気付きも沢山ありました。


演奏が圧倒的に素晴らしいだけに。


それは、もう、シリアスです。


もう、この先の世界へ行けないなら、、人前で歌を続けるのはやめたほうがいいよな、ぐらいに。

今も思うし。


でも、「あきらめる」選択肢は今までの人生で一度も選ばなかったし。

一度全否定したネガがポジになることを信じて、

いつか、絶対もっと、人を感動させる歌を歌えるようになりたい。

渥美くんのあの、スケール感のあるギターに対峙できる瞬間を産み出したい。

そのためには、絶対的にもっと自分が気持ちよくならないと....



そんなことを全部の細胞にインプットされてしまった。



てことで。

この強烈な二日間を経た私の『歌魂」すぐに変われないかもしれないけど、

ここを通過した以上、絶対前と違うから。違わないとおかしいから。


ぜひ、この先も変わって行く私の歌を聞きにきてください!

そして、アナタが感じたことを教えてください。




世界がもし、100人の村だったら....



音楽で心から感動できる人でいたい。


そして、音楽で誰かの心を動かす人でいたい。


これからもずっと!




        2011/3/3 2月病完治宣言の 吉川ナオミより