本日発売『リアル 6巻』にシビれる

車椅子バスケ」を通して描かれた圧倒的な人間ドラマ!作者は、いわずとしれた『スラムダンク』『バカボンド』の井上雄彦氏です。ほぼ1年に1冊?ペースの発行ですが、今回も待った甲斐ありの濃い内容でした。
とくに、、、野宮くん(彼は健常な若者)の言葉に、心うたれましたーーー!

リアル (6)

「俺は何をめざすのかすら、まだ見つかってねーや。

でも、だからこそ今を生きる事にした。

おまえらが踏みにじっている今を。

今いる場所がつまらねえ場所だろうと

俺の道であることには変わりねえ。

俺のゴールにどうやってつながるかは知らねえが。

いつかつながることだけは確かだ」

(引っ越しやのバイト先の飲み会で、バンドでプロを目指す今時の若者に
からまれた野宮くんが、はいたセリフ)

『イマイチだろうが、いま全力を尽くさない限りは道はつながらない。
俺の道は今と地続きなんだ』

(同じく、クソミソな扱いを受けるバイト中に、つぶやくセリフ)


しかし、実はこの6巻の主人公は事故で下半身不随の障害をおった別の青年。
彼の少年時代の父親を思うエピソード、本当に泣けます。。。

井上さん、、、「バカボンド」も愛読してますが、この「リアル」の重いテーマを圧倒的な画力とすごいセリフで描ききる、、ほんとにすごいひとやーーーー。


自殺を考えてしまう弱いこどもたち(&おとな)
いじめを繰り返す心の貧しいにんげん

先生や親の説教より、、、実はこんなコミック1冊が胸に響いたりするのではないでしょうか。


はー、もう今日は、土曜日やぁ!スワンでライブでございますよー。

今いる場所から地続きの未来へ。つながるために、ナオミの『ジャズ道』も地道に、
ここから一歩一歩頑張ります!