新年快楽!2008年ゆっくり始動します。

2008年。
幕開けは、台湾の世界一高い『台北101ビル』のカウントダウン花火を間近に(正確には真下で)眺めながらスタートしました。
元旦の朝89階の展望台から撮影
ご存知でしょうか?この花火は、2005年にオープンした地上508メートルの世界一の高層ビルディング台北101の高層階の窓から一斉にうち上がるもの。数十秒間のまさに息をのむ世紀のスペクタルショーです。2006年からスタートし、年々観客が増え,この花火を見るために今回は周辺に80万人が集結、、我々はビルに隣接するホテルグランドハイアット台北に宿泊出来たので,ラッキーなことに部屋の窓から眺めることができました。写真は窓越しに撮影した映像。

うーん、、、、感想はひたすら「すごかった!!!」んで、あまりにも日本の花火(たまや〜かぎや〜)の映像とかけ離れていて、正直,ビジュアルとしては9.11を連想してしまい、ちょっとコワかったです。

でも、、、すでに夢の中だったムスコを一瞬だけ叩き起こし(鬼ハハ)、花火待ちで酩酊中のダンナとアドレナリンのアガッた私、、家族3人で新しい年を迎えられたことに心から感謝しました。

そう、『平和で健康』に年を重ねられる、、、これが何よりですね。

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台湾の年末年始旅行についてもう少し書きます。

アジアの中で,実は台湾だけ行ったことがなかったのですが、中国茶を通して情報をかじっていたこと、何となく街の雰囲気は香港のキッチェな部分と重なることもあり、初めてといった感じもなく、一人で行動した日のタクシーの中では,台湾歌謡曲を聞きながらグーグー居眠りしてしまう緊張感のなさ!(トホホ)
高級珍味カラスミ屋さん
一番の目当てだった台湾のご飯は,そりゃあもう、おいしかったです。牡蠣のオムレツと浅蜊の大蒜酒蒸し,,サイコー♪

それほど大きな期待をしていなかった、国立故宮博物館は、素晴らしかった!!館内もリニュアルしたばかりで最新のオーディオガイドにモダンな空間と、五千年を巡る歴代王朝のコレクション。その展開がすごい。。。なんと言いますか、、、実物と対面すると自分の全身の感覚が波打つ感じで、やはり『本物』を修復、保存,鑑賞し次の世代へ継ぐことの意味の重さを感じました。

そして、尚美太太(ナオミタイタイ=マダム尚美の意味の私の中国茶名です)としては、外せない中国茶藝の世界。香港時代から、師匠に台湾茶の奥深さを学んでいましたが,この旅は,ここ数年お茶への情熱が冷めていた私に、再びその熱い思いを沸きかえしてくれました。

「茗泉堂茶荘」では作家ものの茶杯(めちゃ高い!!)を自分へのご褒美に厳選して買い、偶然お会いできた「奇古堂」の沈先生から、お茶への原点回帰になるような講義を受け、公園の前にひっそり佇む「回留」でオーガニックの凍頂烏龍と檸檬チーズケーキに舌づつみ。うーーーん、これぞ至福の時間。甘露なり〜☆

そうだ!

どんなに忙しくても。今年は、中国茶を自分のために美味しく煎れて味わえる時間を持とう。

そう心に誓いました。

謝謝!再見!台湾☆

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1月2日に日本に無事帰国。台湾ですっかり英気を養った私は、帰宅して数時間後には、台湾土産のからすみと中国茶&道具一式を持って、白新線に乗車。そうです!豊栄の小黒スタジオの新年会に参加してきました〜(皆さん、私がまだ台湾にいると思っていたらしく,驚いたご様子)。

そしてこの日、せっせと中国茶を何時間も皆様にふるまいながら楽しい新年会セッションの時間を過ごしました。お酒をダラダラ呑むように、中国茶も何杯でもゆるゆる飲めます。茶杯もお酒のおちょこと同じようで違和感ないのもいいでしょ!

小黒サロンでは、様々な職業,年齢の方が『ジャズ』をキーワードに集まり楽しいひとときを過ごします。

まぁ、出番で歌ったときは、何週間も発声していなくていきなりマイク持ったので、笑えるほど声が立ち上がらなかったですねーーー。スイマセン。帰る間際,やっと声も出始め最後に歌った曲で、柱をベースに見立てスキャットにあわせて弾く真似をかましました。もちろんアドリブです。皆さん大爆笑!してもらいました。某ボーカル「私も今度やってみよう」と、、、アナタは、正統派のジャズシンガーです、笑いをとるのは、あまり真似しないように(笑)

フラッシュのマスターと白新線の最終で世間話から夏のジャズストの話題まで楽しくおしゃべりしながら帰宅。



みんな。みんな。今この瞬間にも、人生に色んなことが起きているけど。。。

歌える幸せ。素晴らしい仲間と一緒に音楽をできる幸せ。そして聞いて感じていただける幸せ。

そんなことを噛みしめながら、新しい年の最初の1週間が始まっています。 嫁に来て最初に母から習った新潟のお雑煮。今ではこれが私のお雑煮の味