6.25&26 渥美幸裕3rd 新潟ソロツアー

2011 6. 渥美幸裕 3度目の新潟来県!!

6.25 at  パルム【新潟市古町】(All photo by Satoshi)
雨のため、サンセットカフェは中止。急遽パルムでのライブを開催。前日の決定告知にも関わらず、沢山の方が足を運んでくださいました。




Naomi:だんだん新潟に来る間隔短くなるね。

Atsumi:最終的に住んだりして(笑)



この日は、デュオがメインでした。
デュオやるのすごく久しぶり、、って、いうか2月の渥美くんとのデュオ以来だった。ここ最近は、ビッグバンドやコンボ等人数の多いバンドが多かったし。リハで「そうそう、この感じ!」と思い出す。

例えるなら、ビッグバンドは、オートクチュールの重厚なドレスを着て歌ってるイメージ。自由度は大きくないけど、ゴージャスで華やかで存在感がある。
ブルーカナリアのような、ジャズコーラスは、制服!一見同じ衣装だけど、かえってそれぞれの個性がでる。
コンボは、人数や楽器によるけど、私服でそのテーマをコーディネイトするかんじ。センスも問われる。

そしてデュオ!
これは、素肌にまとったシンプルな布一枚って感じでしょうか?色んなモノが露になって^^;;、、ごまかしは一切きかない。そのぶん、相手をすごく深い部分で感じられる。

だから面白い。

Naomi「私が、"この世で出会ってよかったランキング" のかなり上位を占めるのが、渥美くんの音楽」

Atsumi「そんなランキングあるんすか!?」

Naomi「(きっぱり)あるんです!」   私の中でですけどね^笑



この日のソロは、Waltz For Debbyがすごく印象的。ソロで何度も聞いてるけど、ガラッとまた新しくなってた。いつもの繊細な表現に、新たにプラスされた躍動感と瑞々しさがあって、素晴らしかったです。




予定よりオーバーして、長めにたっぷり、ダブルアンコールでお届けしました!

お客様の反響も熱かったです。

●ナオミさんの歌声が、渥美さんのギターの音色にとてもよく溶け合っていて、すごく心地よく響いて素敵でした。

●これが、渥美さんのギターなんですね。ギターという楽器の概念が変わりました。

●歌とギターというより、まるで楽器が二つ鳴っていたみたいでした。

●ふだんのナオミさんの歌と全く違う歌が聴けた。

●渥美さんのCTHの演奏が新潟で聞けるなんて、、、。新発田は完売だったので、今日聞けて本当によかった!!!





皆様、感想たくさんありがとう!!

パルムの明美ママ、皆様、本当に感謝です。ママに渥美くんの演奏聞いてもらってよかったです。きっと、2月に2度も足を運んだときに、この流れができていたのかもね。



この日の打ち上げは隠れ家イタリアンで、渥美くんの4日後のPre☆ Birthday Partyをサプライズで企画しました。(ライブだけじゃなく、こういう企画も好き.ww)
美味しかった&楽しかった!!
※小物で仲間とコスプレ☆サングラスをかけた渥美くんは「キング」でした^^

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6.26 Bird 【新発田市】(All Photo By; Furusawaさん)

この日も終日雨。新潟から車を飛ばして現地へ。到着すると、すでに会場設営&機材等がセッティグ済み。サウンドチェック&リハで、どんどんお客様も入って来ました。さすが、2週間前に完売して増席しただけあり、いつものギリギリ入店のの新発田時間とは違うなぁ^^....皆様の期待をビシバシ感じます。リハも短い時間で完了。

この日は、渥美幸裕のSolo Liveをたっぷり。
45年の歴史を持つBIRD。壁には今も、ロイ・ヘインズ、メル・ルイスのサインが残る。琥珀色のこの空間に、渥美くんのギターは絶対あうと思って。もうかなり前から「新発田のバードっていうお店でソロやってほしい」って口に出していたら(笑)実現しちゃった!ってか、私ら、こういうパターン多いな(有言=即実現!! って言う感じ。笑):ビルエバンスのサイン入りアルバムの前で、空間に溶け込む渥美氏
 看板はイラストレータ和田誠のロゴ


ライブは、、まさに、至福の時間。

4月からスタートしたConguero Tres Hoofers(コンゲイロ・トレス・フーファーズ)のリリースツアー兼ねた全国でのライブ、3ヶ月で日本の北から南を飛び回っていた渥美くん。「3ヶ月続いたツアーも新潟で終わり」CTHとしては、この日が千秋楽だったわけです。

そうそう、前日会った日から、もっと疲れてるかなぁとおもったんだけど、顔色もよくて、本人もすごくいいコンディションと言ってました。どんどん調子あげていって、演奏も日々、進化していくんだよね。

客席は感嘆のようなため息のような表情。口元に笑みを浮かべてニヤニヤしてる人もいる(笑)お客様の熱も帯びて、バードもまた渥美幸裕の世界が包括した異次元の空間に変貌して行く。
私はこの空気の流れの変化を感じるのがたまらなく好き!!


「ようこそ、渥美幸裕の世界へ」
ゲストで呼ばれて私の第一声のMC。それまで、息止める勢いで聞いてたお客さん、一気に笑って息したみたい(爆)

ここからのデュオ!
前日から、さらに薄皮1枚脱いで、臨みました!

そしたら、さらに自由になって。
渥美くんのギターに触発されて
歌ってる最中にどんどん自分の殻が破られてコアが剥き出しになって、本能で感じるままに歌えました。
ってか、途中から、もう10代の頃以降の自分の音楽的Rootsも何もかも総動員して、ジャンルの壁を軽く超えて歌ってた気がするなぁ。

しかも、周りの景色も楽しみながらそれができた(前までは、無我夢中でそこまでできなかった)
だから、本当に最高に楽しかった!!


2月は、超長文日記にかいたけど、終わって3日ぐらい「もう歌をやめようか」という境地に行ったんですけど
今回は、終わって「早く、またやりたい!」って思えました。今回で、何か、自分の歌に対して、つかめかけた気がするので、この「感じ」を大事に、さらに日々精進しちゃいます。次回は、さらに気持ちよくなれる気がする....^^


おっと、また自分のデュオについて熱く語ってしまいましたが、(笑)
この日は、1曲だけ+スペシャルゲストでTp本田功一さん(ポンちゃん)に入ってもらって3人でWaveもやりました!
ホーンが入った形はもちろん初めてだけど、面白かったなー。(違う曲もやってみたいな)ポンちゃん、ありがとう!


そして。

渥美くんのソロギター、本当に凄みでてきました。

1stのAlfie、2ndのおなじみBlue In GreenやI Got Youなど、、、,渥美くんが巨匠にリスペクトを込めて展開する音世界。時空を超えて存在する名曲のメロディの素晴らしさを、この上なく繊細に美しく表現する力と、アーシーで大胆な音を切り取るカッコ良さ、その多彩な世界観にぐいぐい引き込まれて行く。

この日は、オリジナルのMotherがラスト。やっぱダメだ〜この曲。泣いた。けどアンコールで歌うので半ペソで止めた(笑)

アンコールFeel Like Makin Love(Duo)
ダブルアンコール What A Wonderful World(Solo)

また、新たな景色が眼前に広がった。
いつまでも、終わってほしくない、、、そんな余韻のなか。

お疲れさまでした〜
打ち上げのお魚、刺身、日本酒全部めっちゃ美味しかったです!!

                                      1. +

『色んな「偶然」が重なって、「必然」に繋がった渥美幸裕さんとの二日間!濃厚さも楽しさも、過去を上書き&更新していく素晴らしい”LIVEな時間”でした。』

(私のTwitterより )

新発田Twitterやってる方多く、TL上で沢山のホットな感想を読ませていただきました。
ここで紹介しきれませんが、皆さんの想いがあったかくて素晴らしくて、あのBIRDの空間でとてもいい時間が流れれいた事を改めて確信しました。

そして、バードの靖子ママ、&今回一緒に企画段階から相談のってくれた由香さん、本当にお世話になりました。またぜひ、渥美くんにきてもらいましょうね!
※靖子ママのもっている、Bill Evansのアルバムにも本人直筆のサイン。来県時にバードのオーナー夫妻と交流があり、合計4枚あると聞いています。他にもジャズジャイアントの巨匠エピソードが沢山あるバード。そういえば、リハのとき最初に渥美くんがギター鳴らした時、と本番の最初のほうとアンコールのラストの曲で、ノイズ?のような音が出たのは、バードの精霊たちの挨拶だったのかもね

由香さんのBLog:
http://26726805.at.webry.info/201107/article_2.html

いやぁ、短期間での準備&急な予定の変更も多かったけど、今回も沢山の方にお世話になって素晴らしいライブが実現できました。
本当に感謝しています。



そして、

今回も、音楽で、その演奏で、全ての答えを表現してくれた渥美幸裕さん。

この胸に消えない余韻は、彼からのメッセージであり、明日への希望だと私は思う。



ありがとう!


またすぐ!


ここで、待ってるね。

ps:このブログの下書きをしてる途中、渥美くんのConguero Tres Hoofersが、昨年に続き、Fuji Rockに出演決定したとのニュースが!しかも30,31の二日間で4カ所出演するらしいです。快挙!!おめでとう〜〜。