舞台「あゝ荒野」はModern JAZZ!!

蜷川幸雄演出の、「あゝ荒野」を青山劇場で鑑賞してきました。

寺山修司が初めて書いた長編小説。「この小説を私はモダンジャズの手法によって書いてみようと思っていた」という寺山さんの言葉のママ、蜷川さんの演出も、また型にはまらない、生身の役者さん同士の「インプロビゼーション」の応酬でした”!!

一言で、、、ドジャズな、お芝居!

蜷川さんらしい豪華で型破りな舞台設営(猥雑な60年代の新宿のニオイがぷんぷん)も、
役者から発する熱や、ノイズも、すごく、ジャズってました。

個人的には、
バリカン役の小出恵介くんの「内側の苦しみから自己を追求する」姿勢と

新次役の 松本潤くんの「外側(肉体や女性関係まで)から、造り上げ結果を出して自己実現する」姿勢の 対局具合が面白かったです。

潤くんは、360度どこから観ても完璧に新次になって、輝いてました。

小出くんの科白は、他のどの役者さんの科白よりもよく響き、胸に迫りました。


最後の死闘シーンは,,,,圧巻でしたよね。

スタンディングオペレーション、舞台挨拶4回ぐらいあったかな。

いやぁ、あの時間帯、青山劇場は凄いパワースポットだったわ(笑)




舞台から発熱するエネルギーって凄い!!


私も、いい熱を届けられるように....


明日は、頑張るぞ!!