人生の後半戦の昇り坂世代へ。藤原和博さん講演会『坂の上の坂』
昨日、以前働いていたリクルートOBの大先輩、都内初の民間校長になり、あの橋下知事の特別顧問も努めた『藤原和博』さんの特別講演にいってまいりました!
- 作者: 藤原和博
- 出版社/メーカー: ポプラ社
- 発売日: 2011/11/22
- メディア: 単行本
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http://d.hatena.ne.jp/Cherry-Jam-Club/20120226
にレポした、Birthday Jazz Liveでも、MCでこの本の話をしました。このタイミングで出会ってよかった1冊。講演会も数週間前から楽しみにしておりました。
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(´∀`*)Facebookにアップした内容をご紹介します。
藤原和博さんの講演にいってまいりました。
燕三条リサーチコアのマルチメディアホールに入ると、200名ほどの椅子はほぼ満席。その入り口入ってすぐ、さだまさしさんそっくりの(笑)変わらない藤原さんが「こんにちは!!」と入場する方ひとりひとりに大きな声で挨拶をされています。セミナー講師本人の出迎えに、びっくりしてる方も多数。
講演開始後も、身振り手振りで、藤原ワールド全開!1時間15分の講演は、著書『坂の上の坂』のエッセンスをギュッと濃縮しながらも、途中、杉並区和田中学校長時代の授業(よのなか科)のVTRあり、近くの席の方とのブレーンストーミングあり、自分の人生のエネルギーカーブを書いたり、、脳を拡張させる様々な仕掛けが随所にあって全く飽きさせずにあっとういう間の時間でした。第2部の特別コーナーでは、33歳の新潟県議会議員の金子めぐみさん(著書『それでも、私が政治家になる理由』)とのスペシャル対談で、短い時間でしたが教育現場の話で白熱したトークが展開されました。
リクルート時代から、カリスマ的な存在感を放っていた藤原さんの、物事を捉える力、その中で共通理解のための『分かり易い言葉に置き換える力』は、本当に素晴らしいです。だからこそ、彼の著書はこれだけ世の中から支持されるんですよね。どんなにスゴいことを考えても、頭の中のことを相手に伝えることができなければ、それは情報としての価値はないわけですから。
サイン会のあと、快く写真を撮影していただきました!
でも、1つだけ、、、失敗したかも。サインいただきとき、(すごく長蛇の列で殆どお話できぞうになかったので)名刺を渡してしまった.....( ̄Д ̄;)
『坂の上の坂』では、名刺を渡さないことから、はじめよう、とあるんですよね。(会社の名刺は、出してもすぐ忘られる=情報処理されてしまうもの。人は『情報編集』されて、はじめて脳の中で記憶される。まずは、直接のコミュニケーションを)
あ、でも、名刺渡した時、派手な(ステージ仕様の)マニキュアを誉められました。あの瞬間は、名刺よりマニキュアのほうが、自分を語っていたのかも。あとで、一緒に写真を撮っていただく際に「実はリクルートやめて、いま、ジャズシンガーとラジオのパーソナリティやってます』と、お話ししたときは、「へー!それはいいね!!」と、藤原さんのなかで、やっと現在の私をインプットしてもらえたかもしれません。
藤原さんが、強調していた『編集力』の時代...その重要性を私も強く感じます。
つなげる力が大事。正解を求めず、納得を求める。前例主義に陥らない柔らかい発想!!
これからの人生が、ステキなカーブを描けるようデザインしていきたいと思いました(´∀`*)