かもすぞ〜(「もやしもん」讃歌)

プロフィールにも書きましたが、モード系というより「印刷系」の私。ひとりでお気に入りの喫茶店(あえてカフェとは書かない)の隅っこでお茶する至福の時間、もしお供の読み物がないと、ぶるぶると禁断症状があらわれるほどです。購読雑誌は月に30冊以上(ジャンルはさまざま)書籍も好きですが、時間に余裕のあるときの波でどーーっと読書量が増え、また波がひくと読まなくなるタイプ。

でも、コンスタントに読むのは「漫画」。ええトシして、まだ漫画読むのか、、、と思われるかもですが、日本の漫画は絵や構図のレベルだけでなく話の質も高い、もっともっと評価されるべきカルチャーだと思います!(鼻息ふがふが)

そんな私が、最近オットからポンと渡されたコミックに久々に、はまりました〜!!イブニング掲載中の石川雅之氏の『もやしもん』です〜。講談社から2巻まで発売中です。もやしもん(1) (イブニングKC)

これは某農大に入学した主人公が、なぜか菌が見える体質で、そのために様々な騒ぎに巻き込まれるお話、「農大細菌漫画」という新ジャンル!??農大という舞台も相当面白いのですが、石川氏の描く濃いキャラクターたちの中で、毎回漂う、脱力系の絵柄の菌たち、、、みんな「かもすぞ〜」といいながらワラワラとコロニーを組んでいます。環境問題、エコ、食のこと、、、実は重要なテーマをはさみながら、毎回のお話は奇想天外ではちゃめちゃで、何度も膝をぽんぽんたたいて笑いました!!いやーーー久々の傑作です。あの「のだめカンタービレ」の二ノ宮知子さんも「かもしワールド」はまってるらしいですが、これから世間は「癒し」から「醸し(かもし)」の世界へと転換されるのでは、、ってなんのこっっちゃ。