春うららライブ報告 後編

Cherry-Jam-Club2006-04-25

●春うららライブ 本番編〜

会場の『パルム』さんは、古町商店街ぞいでジャズストリートの会場にもなるちょっと隠れ家風の喫茶店。ライブスタートの7時前にはすでにお客様が座りきれないほど来てくださいました。今回3人でバランスよく前売りチケットが売れて、さすが3人でライブやると動員数も3倍以上の効果!それぞれのゲストが他の2人の歌を初めて聞くというお客様も多いのですが、私も今回、トリサちゃんと文田さんの名を多いに語って自分の客に宣伝しちゃいました。おほ!

構成は1部、2部でそれぞれのステージで、3人がリレー形式で歌います。3人とも、個性を生かす選曲!トリサちゃんは春にふさわしい、ボサノバ中心に、エスプリの効いたお洒落なジャズを、私はラジオで培った?トークを生かしながらスキャットやアドリブ満載でノリのいい楽しいナンバーを、文田さんはぐっと大人っぽくシックなスロー中心に。三人三様で個性がヒカッと光っていい感じ。個人的に、トリサちゃんの『小舟』文田さんの『ROUND MIDNIGHT』私は『MY ONE AND ONLY LOVE』が一番好きでいいできだったと思います。

もちろん、この企画ならではで1部は私とトリサちゃんデュオ『TEA FOR TWO 』をいれたり、2部の最後は3人で『SENTIMENTAL JOURNY』をジャズコーラスもどきで(笑)、アンコールも全員で『ALL OF ME』やりました。

しめて全曲21曲!!!インストなしです。もう、今回一番素晴らしかったのはバンドの皆様です。ピアノの細木久美ちゃん、途中意識がとんで?宙を舞っていたようですが、またそこが「ピアノに愛された女性」らしく、神懸かり的ですごい。東さんは、最近ますます円熟味ましてきて、余裕すら感じるベースワーク。そして今回も機材のセッティングからPA、当日ほとんどぶっつけ(リハは立ち会いのみ)で、リズムの要を作るドラムと、、、あの空間の音の総合プロデュースをしてくださいました猪股さん〜イェイ!!本当に、本当に、感謝です。

客層は若い方から年配のジャズファンの方、男女も半々ぐらいでした。『お』さん、本当に入り口でたって聞いてくださいました。お礼も言えなくてすいません(あれからフラッシュいったのかな?)『松』さんも、今回やっと直接ご挨拶できて嬉しかったです。田代さんも来てくださいました。

今回は総合司会もやったのですが。。。帰り際にお客様やスタッフから「よかった!本当に上手ですねーーートーク!!流石です」と口々にほめられ、その度に「歌は!?』と心の中で叫ぶ私。。

ラジオのおかげもあり、ますますトークに磨きがかかる私、、、ヤバい。このままでは本業がジャズシンガーでなく、『司会者』になってしまう。。。と妙な焦りを覚える今日この頃。ライブ終わっても、気を抜かず歌を練習するぞ!と心に誓ったのでした。


とにかく、客席だけでなく、演奏者の笑顔が多い、和やかな楽しいライブでした。
自分のことを知らない誰かのひとときの笑顔を引き出せる、、って、いい職業だなと
改めて思うことができた貴重な夜です。

さて、、本番編に続き、打ち上げ編も書こうかな。