Sato’s Bar  真夏の夜のジャズ☆前編 「泣きそうでした」

Cherry-Jam-Club2006-08-11

8/9、地元三条のSato's Bar LIVE 無事終了しました〜〜。先週末に新潟に戻ってから、日曜の万代ジャズフェスに出かけ、翌日は当日流すラジオの収録、、その間に諸々の片付け等と予想通りの過密スケジュールで、譜面の用意をライブ当日滑り込み〜、、という状況。おかげで緊張するヒマもなくリハへ突入(実は毎回、ライブ前に緊張でお腹を壊す小心者;;;)。

今回初共演のピアニスト川村寿男さんは、「新潟でジャズ歌ってるなら、一度はご一緒したほうがいいわよ」と某先輩ボーカリストから教えらてていた、私にとって「いつかは川村さんのピアノで!」という一つの目標だった方です。ベーシスト小黒仁さんも、やはり新潟で歌い始めてから、ずっと気になっていた存在で、ご一緒できるタイミングをずーーっと伺っていました。この憧れのお二人にお願いしてしまった時から、私の中のカウントダウンははじまっていたのでした。

ここからは、私のつたない文章ではうまく表現できませんが。。。覚えてる限りのことを。
●リハの最中 /すごく高度なボーカルとの絡み、、なにより音が洗練されてます!どんなフレーズも思いのママ。ホントすごいです。
●インスト本番で川村さん/小黒さんのデュオを聞いて、、、「いつまでも、聞いていたい〜。もう私、歌うのやめちゃおかな」と思った瞬間多数、そのくらい素晴らしい演奏でした。
●歌ってる最中は、いつもの力みが消えて、すごくリラックスして自然に歌えた気がします。なんていうの?自由に、自分のウタがスコアの中で踊っていた感じです。4拍ずつのリズムでなく、もっと大きなリズムが身体の中から湧き出てくるような。。。ああ、ジャズだぁ、、、ってなんかアタマでなくココロで分かったような感じです。
●2部のバラード「Someone to watch over me」の最中は、泣きそうでした。いつまでも終わってほしくない、、、(この演奏が)と思いながら歌えたのは初めてかもしれません。
●もう、中盤から終盤近くは、お客さんもノリノリ!小黒さんも得意の「トビウオ」ベーシスト(勝手に命名)のスタイルで、「うっ」などとシャウトつきで☆跳ねながら弾いてくれました!音数がどんどん増えても、タイムキープしてソロのフレーズもカッコいいです。小黒さんは演奏を聞くたびにメキメキとレベルアップされている気がします!!


アンコールまで、全18曲!(うちボーカル13曲)2部は、地元三条のベーシスト長野さんとドラム目黒さんの飛び入り参加もあって、最高に贅沢なライブでした。お客様は今回も満員!ありがたや、ありがたや〜。全席SOLD OUTで、常連さんと初めての方が半々くらいでなかなかいいバランスでした。Sato's BARは、普段はバーなので、ライブ当日も純粋なバーのお客さまも混じるのですが、私のライブのときは、なぜかいつも全員のお客様が「今夜はライブを楽しみに来ました」モード全開で、とてもあたたかい拍手や歓声に包まれてできるので、本当にありがたいし幸せ☆ 毎回来てくれる常連さんは、本当にお宝です。今は、新潟での活動が増えてきた私ですが、やっぱり地元三条のココが「ホームバー」だなと感じました。


ライブ終了しても、皆さん余韻にひたっていてお客様が帰らない、、、私も皆さんともっと話していたい。。。が!ムスコくんを迎えにいくために、速攻で店を後にしました〜。ごめんなさい〜〜(後編に続く)