『レスカール』の夕べ〜アナタと夜と胃袋と♪

昨夜、ダンナが「来年は月に1回デートしような」といってくれた。
ここで「えーだって、アナタ月の半分出張でいないじゃない」などと無茶な突っ込みはしない私である。

正直、その心意気が嬉しかった。

なにしろ、私たちが今年二人だけで外出したのは、覚えてる限りで私の誕生日と先日の8回目の結婚記念日の、夜のお食事くらいである。
まぁ、ダンナの仕事も加速度的に忙しくなっていることもある上、私のジャズライブやラジオの仕事、その周辺のお付き合いなど、、、私自身の仕事も増えてきたため、(その間は)主人に子守りを頼むケースもあり、、、必然的に二人だけで過ごす時間は減ってしまうわけなのだ。

だから、主人の母にムスコをお願いして、二人だけで過ごすことは、まぁかなり「特別感」が高い。

今年の貴重なその夜を過ごす店に、迷わず選んだのが、新潟市のフランス料理店『レスカール』さん。
税務署の近くの、住宅街にぽつんと佇む。ほどよく繁華街から離れた立地もいい。
お店の内装もステキだけど、実はエントランスまでのアプローチの植栽や、フラワーアレンジメント、インドアグリ−ンもすべてセンスよく計算されていて、ナオミのストライクゾーンなのである。

今まで、数回ランチやディナーで来たけれど、今回12月2日土曜日の夜はスペシャル尽くし!なにしろ、、、オーナーの「ぐるまんさん」と、このHPを通して知り合えたのだ。2度もスワンのライブにご夫婦で足を運んでくださって、今回も予約段階からとても丁寧な対応をしてくださって。。
もう、期待!期待!で、お店に足を踏み入れたときから、私の胃袋はダンスしておりました♪

この日は、団体のお客様と私たちの貸し切りだったらしい。中庭に面した「個室」に初めて通される。この時点で、すでに『特別感』アーーーップ!中庭の大人っぽい配色のクリスマスツリーや周囲のグリーンもため息がでるくらい、シックでゴージャス。

ワインは、私たちの結婚した年1998年のビンテージで、ぐるまんさん自ら選んでくれたRグロフィエの『ジュヴレ・シャンベルタン』。私がブルゴーニュ好きと知ってのセレクション。ワインにあわせて考えてくださったメニューだけあって、食事との相性も最高で、最近はダンナに呑み負けるのが殆どだったのに、今回は、ほぼダンナと互角のペースで呑みましたよぉ〜!ふぉふぉっ☆

お料理も今回は完全におまかせでしたが、半月たった今でも『舌の記憶』が鮮明で、どの料理も素材を最大限に生かし、かつアイデアに溢れた丁寧な品々でした。ナオミの一押しは、「フォアグラのキャラメリーゼ」。ダンナは「牡蠣のブイヤベース風」を絶賛していました。デザートも、なんと2品という手のこんだ演出。
グランシェフの池上さんの素晴らしいセンスが随所に光っておりましたねぇ。
フォアグラのキャラメリーゼ
牡蠣のブイヤベース風
 2品目のデザート
「本当に、新潟にこんなお店があってよかったね。」

ダンナと笑顔で何度もこの↑会話を交わしましたよ。

オーナー「ぐるまん」さんも、お忙しい中、丁寧にご挨拶に来てくださり、、、あれ?デザートタイムにはすっかりできあがった私たち夫婦に、これまた『幸福の液体』を差し出され、、、ウワァ!カルバドスではないですか〜〜。しかもビンテージもの?(よくわかってません。教えてください)海外で何度か口にしましたが、日本に帰国して呑むのは初めてですわ。ううう、これも絶品じゃ。
 リンゴの蒸留酒カルバドス
このお酒を相棒に、、、まったり、まったりと気分よく、、、気がつくとかなり長時間お店に滞在しておりました。
ぐるまんさんとダンナも、いい感じで、盛り上がってるようで、よかったよかった!
なにか、楽しそうな『料理の企画もの』のアイデアも出てきて、、、例の話も実現したらすごそうですよん。


いい大人になった私たちの、ちょっと贅沢な時間と空間を、こんな風に演出してくれた
「レスカール」さんに心から深謝します。


さて。話は、冒頭にもどり。。。

来年は、もっとこのお店に行く機会が増えるよね〜ダ・ン・ナ!ニヤリ

あああ、このブログ書いてるだけで、お腹すいてきた。ってか、あのように腕の立つホンモノのプロの洗練された料理をまた食べたい!! 

でも、この週末は、家でクリスマスの手料理三昧なのでした(ちょっと今年はクリスマス過多かも)

さて、次回は、お客様も出演者も、ちょっと泣いちゃう感動ものだった「ノアノア」ライブの模様を報告します!乞うご期待☆
(※共演のトリサさんが、いち早くブログにアップしてくれました)
http://trisa.exblog.jp/i6