☆12月のPLAY BACK

もうあと数日で2006年も終わります。
予想はしていたけど、やはり12月はジェットコースターにのったまま年末まできてしまった感じです。

そんな中、自分ではこのブログはけっこう書いたほうだと思いマス。てか、よくそんな時間あったねぇと自分に突っ込みいれてますもん。でも、書けなかったこともいろいろあるので、、、まぁ、ざっと一昨日から振り返っておこうかな。

**12月のPLAY BACK

☆12/27************************
セッション後の集合写真
ビーンズトリオのセッションに新潟市ジョイアミーアまで足を運ぶ。トリちゃんからずっと誘われていたこともあり、自分の中ではセッションというより、すっかり「忘年会」モードで浮き浮きと出向いたのでした♪が、予想していたいつもの小ライブスペースの内輪のセッションではなく、デカイレストランサイドで一般のお客様もライブをお楽しみながら、、しっかり聞いてますモードやん。いやん、ヤバい。心の準備もできてないので、しこたま酔っぱらう作戦でいこうと、がぶがぶとグラスの赤ワイン(この店で一番リーズナブルなお酒のメニュー)を呑みながら演奏に耳を傾ける。(※ちなみに自分の通常のライブではお酒は一滴も呑みません)ビーンズトリオの演奏は、いつもリラックスして聞けて気持ちいいなぁ。ていうか、ホント「幸せが伝染するバンド」だと思いマス。
 「珈琲ルンバ」熱唱!
2部に入って間もなく進行役の小黒さんに呼ばれてからは、酔いと開き直りで、、、たっぷり歌ってきました。ハイ、その後も、、、何度か図々しくステージにあがり。。。セッションであんなにマイクを握らせてもらったのは初めてです。ハイmすんませんm、これも酔っぱらい効果です。

一度ご一緒にやってみたかった念願の大森さんともご一緒できました〜♪今回、ニューフェイスのベーシスト堤さんが、とても良かった!たぶん、、、あの実力なら近いうちに新潟ジャズシーンで引っ張りだこになるでしょう。(ボーダーのお洋服をみてつい「佐川急便のお兄さんみたい」といってゴメンなさい)櫻井さんや五十嵐さんとも会えたし、久々にENPの皆さんとも演奏&ご挨拶できたし、最後は美貌オーナーの石山さんともお話もできました!どうやら来年は、ここジョイアミーアで前からやってみたかった休日のアフタヌーンライブも実現できそうです。

お店をでて、トリサちゃんと小黒さんと「バー町田」でうちあげを。ダンナと何度か食事したことがありますが、完全なバー利用は初めて。。でも、みんな健全にソフトドリンクとスィーツをオーダーしてました。小黒さん〜ゴチになりました!!東京時代のお話とか聞けて楽しかった。新年会ぜひおじゃましたいです。トリちゃん、今回も深夜までつきあってくれてありがとう!三条からのお客様もすっかりアナタのファンになったみたいです。

☆12/24*************************
ムスコくんと朝から、クリスマスクッキー作成。翌日のキッズクリスマスパーティをはじめ、お世話になった方へのちょこっとギフト用に。型抜きクッキー天板5枚ぶんは焼いたな。午前中はつぶれました(笑)実はクッキー作るのは親子で大好き。型抜きも沢山もってるけど、クリスマス用に「モミの木とヒイラギのはっぱ、ベル、星形」に限定して作りました。奮発してカルピスバターで作ったのでサクサクの出来上がりになりました!
 おいしいよ♪

☆12/20**************************
東京から、プロヴォーカリストの加藤アオイさんが三条・新潟でのライブのためいらっしゃいました!アオイさんとは3年ほど前の地元のカクテルパーティで知り合って以来、彼女の無二のボーカルと温かい人柄にすっかり魅せられ、同じ関西出身ということもあり、仲良くしていただいています。

残念なことに、二日間ともダンナが東京出張で私が夜家を空けられず、ナマのライブは堪能できず、、、ところがどっこい!忙しい合間をぬって、三条のSato's Barライブの前に、我が家パンダハウスにメンバーと立ち寄ってくださいました。到着するなり「ナオミさン〜ピアノどこ?ウォーミングアップさせてや」と、いきなり『ボディ&ソウル』を弾き語り始め,,,(アオイさんは弾き語りのピアノの腕も一流です)次に、ベートーベンを「のだめ」もビックリの大迫力で!!同席の荒井さんも私も口をあけて、聞き入ってしまいました(笑)

「ナオミさーん、このピアノ古いけど、ええ音するわ!え?ウメちゃんっていいう名前やの?(ハイ、我が家のピアノはウメと読んでます。40年以上前のピアノです)もっと、もっと弾いたってね!」と激励されました。
アオイさん、あれから私、密かに、、、ヘタな弾き語りを練習中なんですよ。コードくらいしか分からないけど。。。
小黒さんから「ナオミさん、アオイさんと話してるとき、すごくほっとした表情だね」といわれました。同じ関西人という安心感?いえいえ、彼女の放つオーラの間で私はいつも安心どころか圧倒されています。またお会いしてたくさんエネルギーいただきたい、いつまでも憧れの女性です。
 アオイさん&ウメ

☆12/19**********************
サリナジョーンズのショーへ。これまた会場はジョイアミーア。2部構成で完全入れ替え制のため少し早くいったら、なんと最前列のど真ん中、ボーカルの真ん前をキープできました。(同じテーブルのM&Y姉妹さま、多謝です)。気がつくと、、、最前列は新潟ヴォーカリストが占めております。みんな勉強熱心ですね。サリナジョーンズは、学生時代からもう20年くらい聞いている。最初はポップスから入ったけど、彼女のビートルズのジャズアレンジのカバーも大好きだった。確かに日本人好みの声質だ。今回のステージで一番ビックリ仰天だったのは、御年62才(来月63才)になるサリナの声が、若い頃のまんま、、というかレコードのまんまだったこと!!普通もっと、声帯弱って声質変わるんではないの?声量もフレージングも、目をつぶってると本当にレコード聞いてるようです。

にしても曲の構成がすごい!スタンダードからポップスまで、ほとんどメドレーのごとく次々と繰り出されるサリナワールドに満席の会場は、イントロから歌いだしがはじまったとたんに「どっ」と沸いています。ああ、この曲好きだったな、ああ、いい曲だ歌いたいな、、なんて、気がつくと想いを馳せてたり、、、天下のサリナジョーンズと恐れ多くも同じ歌い手という道を志している、そのこと自体にも震えるくらい感謝したくなりました。

もうとにかく、大満足のステージでした。入れ替え制といってもあれだけたっぷりの演奏を楽しめれば、本当にお得なステージ、、いえいえ『ザ・サリナショー』でした。今回バックをつとめたピアノトリオも素晴らしかった!安次嶺 悟(p)小笹了水(b)加納樹麻(ds)さん!安次嶺さんは、関西のミスターケリーズ等で大活躍中の人気ピアニストです。ドラムの加納さんも関西出身。彼は「noon」のクリスマスアルバムを聞いて知ったのですが、なんと友人のプロベーシスト佐藤慎一くんとのコンビでアルバムに参加している、注目の若手ドラマー!ベースの小笹さんは今回初めて聞きましたが、カウントを自ら出して曲の芯の部分を作り出していて、かっこよかった!なんというか、すごーーーく、セクシーなピアノトリオ。目も耳も釘付けになりました!

ライブ後は、まさか、、、と思いつつ用意していたサリナのCDを持っていくと、あの大御所が気楽にサイン&記念撮影に応じてくださいました。『KEEP ON SINGING ,TOGETHER! 』サリナの手はあたたかく大きかった。ありがとうございます。感動的です。
加納さんにもnoonのアルバムにサインもらい、少しお話もできました(関西弁で)これから益々ご活躍ください!応援してます!安次嶺さんとも少しだけ、、、関西の歌姫の話題で盛り上がれました。今度帰省した際にまたじっくり彼のピアノに酔ってみたいな。ベースの小笹さんは、今回新潟ヴォーカリストに一番人気だったかも?てか、追っかけファンの出待ちのごとく、みんなにぐるっと取り囲まれておりましたよ〜(笑)。来年の春はご自身のアルバムも出すようで、またジョイアミーアで演奏されるそうです。ラジオでもプッシュしたいと思いマス。いやぁ、素晴らしい上質の時間を過ごせました。多謝!
 サリナ&新潟美女ボーカルコンビの
エノさん&サツキさん

☆12/16*********************

ムスコくんの幼稚園の聖劇発表会。キリスト教系列の幼稚園なので毎年「イエス様生誕」のこの劇には力が入っている。年長さん中心なので、今年が最初で最後の晴れ舞台!会場いっぱいのお客さんの前で、天使や羊飼い、マリアにヨゼフ、宿屋さんなど可愛い扮装をした子供たちに目が釘付け。彼は「金星」さんというストーリテラーの役。会場満杯のお客様の前で、どの子も緊張してるけど、一生懸命。セリフを忘れた子には、他の子供たちが黒子になって助けあうシーンも、、みんな他の子のセリフも頭に入ってるんだね!

肝心の我がムスコ君は,,,セリフこそばっちりだったけど、登場の仕方がバタバタ、、と欽ちゃんバシリで、カラダを斜めのしたままセリフをいってそのまま、走り去って、、、ん??どこかで、見たと思ったら、これって『吉本新喜劇』の登場&退場シーンの芸人そっくりやん。。。げげ。血は争えない?それとも大阪で吉本見せすぎたかなぁ。。。なんと、興奮しすぎたのか、ムスコは途中で鼻血まで出してしまい、、ますます芸人ぽいよぅ〜(泣き笑)それでも,彼は最後まで立派に自分の役を全うしました。ムスコくんの劇ラスト近くの『さぁ、、みんなでお祝いしましょう!』のフィナーレのセリフにうるうるきた母でした。アーメン!!
 幻想的なキャンドルの明り

☆12/3***********************
ムスコくんの劇の次に書くのは恐れ多いが、こっちはホンモノの舞台。あの演出家 栗田芳宏さん座長の「クリタ カンパニー」の旗揚げ公演『リア王』の観劇にりゅーとぴあへ行って参りました。恥ずかしながら、演劇は本当に無知で(シモキタで何度か友人の演出するものも見たんですが)シェークスピアだし、リア王だし、、、きっと『難解』なんだろうなぁ、、と先入観あったんですが、栗田さんの『リア王』私のような演劇初心者でもとても入り込めて内容も理解できました!!(長いセリフを聞き漏らすまいとこっちも身構えましたが)

いやぁ、、、想像以上の、凄まじい、すごい、本当に命を削られるような舞台でした。とくに、スワンで共演しているギタリストで役者さんでもある荒井和真さんの存在感がすごい!!苦悩した伯爵の血管浮き出た形相のアップが、客との距離を飛び越えて自分の目前スレスレに迫るほどの大迫力。腹から絞り出すセリフがバスドラのように、ずんずん尾てい骨に響きましたね、。なにより、血の通った、ひとりの人間の、愚かな父親の嘆き、心の叫びが胸に突き刺さりました。

役者さんの衣装もうっとりするほどステキでした。女優さんたちの立ち振る舞いと凛とした美しさにも胸をうたれました。ジャンルは違えど、同じ舞台で表現する人間として、、、私も心身ともに自分を鍛え直さなくちゃ,,(とくに年末に甘やかしすぎたこのカラダを)と心に誓っています;;

荒井さん、すっかりまた『ミュージシャン』モードになって、現在は台本をギターにチェンジして活躍されています。生命力あふれる兄貴に来年もついていくぞ!