SATO’S BAR LIVE お詫びとお礼


ごめんなさい!(って、いきなり平謝り)

今回のサトーズバーライブは、いつもより予約状況が鈍くって入りが心配でしたので、前日まで「お席にまだ余裕あります〜」とアナウンスしていました。まるで出勤前のクラブの○○譲のように(注:そういった経験は皆無ですが>笑)「お時間あったら来てくださーい♪」なんて営業していたワタシ、、。まぁ、少しは余裕のある状態でゆったり聞いていただくのも、いいかなと思っていたのです。

が、フタをあけてみると、やはり今回も超・満員御礼!!でございました。しかも、当日ふらっと来られたバーの常連さんたちには、マスターが「すいません。席がありません」と入店をお断りする場面も。。。。また、お席がなくても、とステージ後方(トイレの入り口)に椅子をおいて、ご覧いただいたお客様もいらっしゃいました、、、ひぇ〜。。。本当に窮屈な思いをさせてしまい申し訳ありませんでした。

という感じで、本当にありがたい雰囲気で今回も密度の濃い夜を過ごしました。
それぞれの経験を磨き、1年ぶりで組んだユニット!

東さんのベースはよりアグレッシブに、色彩が豊かになっていました。いろんなミュージシャンたちと、日々「素晴らしい演奏を積んでいる」確かな経験に裏打ちされた静かな自信を感じて、私も嬉しくなりました。

ファビオのギターは、曲によって「ホントに同じ人が同じギターで弾いてるの?」というくらい変貌自在。胸をしめつける、どこか懐かしい優しい音色も、ゴリゴリと男性的なパンチのあるビートも、ふわっと歌を包んでグルーヴを生み出すスィンギーなストロークも、、、うん。すごく気持ちよかった。

個人的には、ギター&ベースというシンプルな組み合わせは、まだまだ不慣れで難しいけど、3人のバランス、近づいたり、離れたり、1曲のなかでその危ういバランスをおたがい楽しみながらやれたのが、面白かったです☆(ま、曲によっては「ほんまにアブねー^^;;」という場面もありましたけど)

1部では、この日お誕生日のNさん(自らシャンパンを持参してふるまってくれました)にバースデーソングを歌い、みんなで乾杯。私も数日前にスワンでメンバーに祝ってもらってすごく嬉しかったから。。Nさん喜んでくれたかな。

ありがたいことに1部で帰るお客様もいなくて、2部から駆けつけてくれた友人もいて、ますますディープなセカンドステージへ。インストの「ラブテーマ」やっぱり、泣きそうによかったねぇ。さらに、2部の後半はマスターの佐藤祐一さんも参加してくれて、サウンドがさらに変化!佐藤さんが入ると、どの曲も魔法がかかったように「質感」がぐっと洗練されるんです!佐藤さんって、ジャズはもちろんだけど、ポピュラーソングのジャズアレンジもすごく得意ですよ。私のライブでは毎回、1曲はそういうのをやるんですが、間違いなく、譜面で即興でアレンジできるセンスは新潟でナンバー1だと思います。

そうそう1つすごく記憶に残ったシーンがあります。2部のバラードで、客席の若いカップルのお客様が、曲の途中からだと思うのですが、微笑みながらお互いの肩にもたれかかって、そっと手をつなぎながら、本当に幸せそうに曲を聴いてくれていました。その姿を見て、根拠はないんですが「あー、伝わってるなぁ、、」って思って、私もとても感情移入できたんです。お客さんもその曲の空気を作って、演奏者の力を引き出してくれてる、、ライブってホント、これが凄いんだって改めて実感しました。

アンコールのルート66のあと、オーラスで最近たまにやっています「夢で遭えたら」を歌いました。そう、あの懐かしのシャボン玉ホリデーの。。。日本語の曲って難しいんですが、やっぱりストレートに気持ちがこめられます。私の単純なコードの譜面をファビオが素晴らしくかっこいいテンションの譜面で、おこし直してくれて、とてもいい雰囲気でライブを締めくくれました。


素敵な時間と空間を一緒に共有してくれた皆さんに心から感謝します。

まだMDちょっとしか聞いてないけど、音は結構よかったみたいですし、マイクも歌いやすかった。今回は意識してマイクのオンオフもやってみました(ロングトーンでは、思いっきりマイクをオフにして、地声で響かせる等)。客席ではどんな風に聞こえたかな?どなたか教えてくださーーい♪ あと、曲によって声の音色を変えることもトライ中なんですが、少し煙ったジャージーな声、パンチのある声、甘ったるい声、、など、、、。こういう微妙な表現も音質のいい場所でないと、まだまだトライする余裕ないです。今回はちょっと頑張りマシタ☆

また、この3人で、、、ぜひ、やりたいです!

追伸:BBSにこのライブの感想を書き込んでくださった地元ジャズファンのヒョウ柄猫さん、いつもありがとうございます!!
これからも、ご贔屓に