Mid SummerLIVE at Sato’s Bar - Cherry-Jam-Club's blog

８月８日午後８時開演！半年ぶりの真夏のサトーズバーライブです。

日本や中国で縁起のよき「８」並びのラッキーデーライブ。（でも、西洋では実は「８」は縁起の悪い数字なのです。MCでは言わなかったけど。）

さぁて、、、lucky　か　unluckyか？

今回のメンバーは、新潟から呼びよせた若手ジャズメンの皆さん。
ピアノ斉藤ノブタカさん、ベース堤真介さん、アルトサックス真柄幸治さん。平均年齢かなり若い！そして私はなんと全員初共演です。

☆ライブ後のメンバー集合写真☆堤くん、若い！
ライブに関していえば、慣れたメンバーで、何度もこなれた曲を繰り返しやったほうが、演奏の完成度は高いかもしれません。が、今年に入ってから、とくに多様なメンバーと演奏する経験が増え、その都度、様々な刺激を受け、自分の課題も明確になるので、今回のメンバー選定にあたり、まったくの真っ白状態でやってみたいなと、、、それで、以前から面識はあったものの、演奏する機会のなかった皆さんにお願いしたのでした。

まぁでも、（生意気に人前ジャズ歌い暦３年ちょっとの）私にしてみれば、ある意味、冒険であり挑戦。。。でした。

やはり、１度目の練習は手探り状態で、全員参加での練習時間も短く、当日どのぐらいバンドとしてまとまってくるかなぁ、、と期待と不安が半々。

でも、ですね。

不思議とですね。

当日のリハでだんだんサウンドの形が見えてきて。おっ。

本番はかなりいい形になっていました！　さすがっ！

いやぁ、短い時間で回を重ねるごとに、『バンドが目の前で進化する過程』を体感できましたね〜。

もし、二日連続のイベントとかで同じバンドでやったら、もっともっとすごい急カーブで良くなっていくんだろうなぁ！

そのぐらい「可能性」を感じたメンバーでした。

とまぁ、これは、こちらがわの事情でした。

お客様には、そんなことは関係ないわけで。。

皆さん、あのサトーズバーの空間で「ナマ」の醍醐味をただの１滴も聞き漏らすまいと、全身で音を浴びてらっしゃるのがよく分かりましたよ。

しかも、集客不安はフタをあけると、今回も木っ端みじんで（いい意味で予想はずれ）。またまた「立ち見御礼」の大入り満員でした。ご来場いただいたみなさま、本当にありがとうございました！！

実力、人気ともに目覚ましく躍進中のノブタカさん、鍵盤のスケールがとてもひろくて、伴奏の音の波がさざ波から大波までバリエーション豊かでした。インストも繊細なものからダイナミックなものまで、オールラウンド。歌ものは、一転して「歌に寄り添う」伴奏をしてくれます。イントロもすごく歌いやすかった。２部の新曲の「LUCKY TO BE ME」のデリケートなソロ、しびれました。次回は、もっともっと派手な曲もやってみたいです。

２０代半ばと最年少のベーシスト堤くん。ドラムレスの経験はあまりない、、といって、最初苦労していたようでしたが、本番ではすごい集中力でバンドの演奏の芯を支えていました。まだ荒削りなところはあるけど、なんていうんでしょうか。音をつなぐセンスっていうんでしょうか？歌うベースというのでしょうか？彼のベースラインには、「メロディ」があるような気がします。そうそう、歌とベースのデュオになったときも、二人で「楽しくおしゃべりしている」感覚で歌えましたよ〜。演奏で対話できるって素晴らしい！これから、ますます活躍して、どんどん巧くなっていくベーシストだと思います。オネーさん楽しみですねぇ。

そして，真柄さん！！音色が太くてあったかくて、気持ちいいです。今回、お客様からも評判よかった１部のCRY ME A RIVER の絡み、、サイコーでした。真柄さんのサックスと自分の声が共鳴して、感情がわーっと迸りましたよ。そして、やっぱり彼はフロントマンだ！歌が終わった次のコーラスで彼がアドリブをとると、バンドのリズムにきちんとグルーブのうねりが産まれるのです。これは、私が「自分のまだまだ感」を再認識したところでもあります。勉強になったっす。

ナオミ的には歌いこんできた曲は、前よりもずっと表現できるようになってきたなと思いました。（自分比ですが）
そして、新曲でいれた挑戦曲は、やっぱり、私が練習不足でした！イメージ通りの仕上がりにはまだまだ；；でも、やってよかったです。ああいう、ちょっとクールなカッコいい系の曲もこれから、どんどん歌っていきたいんです。頑張ります。