JSライブレポ☆BBJP編

JSライブレポ☆BBJP編

早いもので、ジャズストから1週間経ちました。いつも余熱がなかなか醒めないで、カラダやアタマが火照ったような日々が続くのが、このイベントの特徴です。今回は、、、以外に、スッキリな感じ。というか、すでに次、この先、いろんなことを、どうしようかなぁ、、とアタマを悩ましてる自分がおります。たぶん、あまりに7月が忙しくて、すべて出し切って、今の自分が空っぽになってるからかな。8月から、新たな計画を練っています、、と、この話しはまた別の機会に(笑)

というわけで、ライブレポ今回は国際情報大学のカフェテリアで行われたBBJPの演奏。ジャズフラッシュで2時間、満席立ち見の高温サウナのような熱い会場をあとにし、予約したタクシーに飛び乗り、一緒に会場に付き添ってくれたすーちゃん@マネージャー夫妻に、火照った顔を仰いでもらいながらの会場入り 。

フラッシュの終了時間とかぶっていたため、すでに、演奏は始まっています。国際情報大学は、初めて訪れましたが、立地がよく、とてもきれいな建物で、なんといってもクーラーがしっかり効いていて、ある意味天国のような場所でした。実は、最近知りあいになり、夫婦で親しくお付き合いさせてもらっている名物教授O先生がおられる大学で、今回も不思議な縁を感じる場所でした。ここの会場も老若男女たくさんのお客様が続々と入って来ます。

、、、何をかくそう、今回、一番緊張していたのが、ここのゲスト出演です。緊張のあまり、写真も録音もできませんでした。(どなたか、写真&録音してたら、連絡下さい)なにせ、本番前にマイクチェックもリハもできてないし、それ以前に、なんといってもビッグバンドは、完全に譜面通り、歌わないとダメなんです。コンボのような自由度は全くない、、、譜面にあまり強くないワタクシですが、ここまできたら、フロントで歌うボーカルたるもの、アタマの中に叩き込んだ譜面進行で任務遂行しなくては! 出番前に何度も会場の外にでては、歌う曲のイントロ,入るタイミングをアタマの中でイメトレし、、、いよいよ、ボーカルタイム☆

「LADY IS A TRAMP」今まで歌ったことがなく、BBJPゲストが決まって練習して来た曲です。歌詞も難しいけどなんとか
覚えました。非常にスィンギーなナンバーで、聞かせどころは、歌の高音スキャットとバンドの掛け合いでしょうか。練習のときは、オクターブ下で歌ってましたが、それだとバンドの厚い音に消されてしまう,,ので、本番は超高音スキャットで歌いました。一番上がオクターブ上のB(シ)です。超音波のような声(笑)ふだん中低音域で歌ってますので、フツーはこんな音絶対出さないよなー。しかし、これが客席にバカ受けで、曲の途中で拍手、シュピレコールが鳴り響き、、、最高に盛り上がりました。ベースの小黒さんが「喉つぶさないか」心配してくださったようです、、実はこういう声は、学生時代マンハッタントランスファーで、めっちゃ高いスキャット(ジェニーンとか)やってて、まだカラダが覚えてたみたい。

2曲目「THE MAN I LOVE」は、もう一人のゲスト田村トリサさん。美しい発音と、丁寧な歌唱でBBJPの正統派清く正しいビッグバンドジャズとの相性バッチリです。

そして、3曲目、「IT DON'T MEAN A THING」エリントンナンバーです。ブルカナでも歌ってる慣れてる曲ならではの、難しさも感じつつ、でも、思いっきり歌いました。練習のときの、サックス大脇さん(今回初共演)の、励ましのコメントも思い出したりして、、気持ちよく歌い過ぎて、エンディング一瞬アタマが白く、、、なんとか、着地しましたが、危なかった(汗)バンドの皆さん、ひやっとさせてしまったかもですね。スミマセン!!でも、お客様の拍手と歌い終わってからも、仲間たちや友人、知らない方、沢山の方に声をかけていただき、感激でした。

BBJPの演奏。1曲1曲を正面から丁寧に、真摯に演奏するジャズへの愛情にあふれていて、聞いていて清々しくうっとりしてしまいました。とてもステキなビッグバンドです。バンドのメンバーの皆さんも、ステキな大人の演奏者ばかり。今回ご一緒できて幸せでした。また、機会がありましたら、よろしくお願いします!!

わずかな出番で、プレッシャーも大きかったですが、すごく収穫が大きなステージでした。誘ってくださった小黒さんに心から感謝しています。また、ステージ後にも、会場にいた音楽仲間たちが熱い感想をくださったり、翌日に「あの高音スキャットぶっ飛びました」とメール下さった方もいて、、本当に励みになりました。

「最高に美味しい音のミルフィーユの上で、ワタシは一番上の赤いイチゴの気分」

そんなMCをしちゃいましたが。。。また、赤いイチゴになりたいなー