完全燃焼の5ステージ!!

「ああ、しんど。ああ、たのし。」
今回、自分だけは、自分を誉めてあげたい。

Niigata New Port Jazz Festival
Jazz Flash LIVE& SESSION

10Th 新発田Jazz Story
 ×Strreet Live
 ×Big Band Stage
 ×Live Stage

 合計5つのライブステージ!
 二日間、なんとか、終わりました。

今回も、新潟にはないタイプのNew Age ギタートリオ豊川バンド&頼れる相棒ベテランピアニスト佐藤文孝さんとの共演でエネルギッシュに楽しいステージをお送りできました。ナタリーさんの歌も感涙ものでした。新発田では、若林さん、長野賢さんとご一緒できて至福の時間でした。ライズアップとの共演も、ものすごい盛り上がって最高でした。二日間、新潟市新発田市の全ステージに足を運んでくださったコアなファンの方も数人いて^^本当に本当に感謝です。

個人的には、体調不良ななか、とにかく最後まで倒れずに5ステージを全うして、自分を出し切ることができました。さすがに二日間、離れた場所でこれだけのステージがあると、途中のパワー配分が難しいんですよね。1回で全部を出し切って空っぽにできない。けれど、各ステージでお会いできるお客さんとは「一期一会」かもしれないから、けして手を抜くわけにはいきません。今まで数をこなしてきたジャズストでの複数ステージと、今回は、またイベントやライブの趣旨もそれぞれ異なるので、そのへんもぶっちゃけ難しかったナー。
なので、ラストに向かう時間帯は、息切れするどころか「ああ、もうこれですべてを出し切っていいんだと」と思うと、どんどん解放されて、調子も尻上がりにあがってきました〜。最後歌い終わって、真っ白な灰になった...ジョー状態。



以下、写真とともに、少し振り返ります。

☆Niigata New Port Jazz Festtival

サブの会場となる古町6番町アーケード。2週間前にブルカナがやった同じ場所で、全く違うサウンドで歌うのが面白かった。ストリートでのライブは手慣れた豊川バンド、老若男女、沢山の方が足を止めてリズムをとったり手拍子してくれました。豊川バンドのドラム白築くんのタイトなグルーブ、そしてMCもベースも上手な吉岡くん!いいメンバーに支えられて、雄也くんも気持ちよくテクニカルギター全開ライブ後、そのまま夜のジャズフラッシュに足を運んでくれた新規のお客様もおりました〜。Niigata New Port Jazz Festivalは、新潟の新しいジャズイベントに成長していってほしいですね〜

☆Jazz Flash

普通のお客様&セッション参加のミュージシャン半々で、いい感じで盛況でした。今回もナタリー石田さんに声かけして、快くゲスト参加してくださり、今年すでに3度目の共演^^ Duoも、練習なしであわせたけど、息がぴったりとお客様から大好評でした^^

この日、咳止めのため強い風邪薬を飲んでいったら、フラッシュのライブ中、豊川バンドの爆音(笑)効果もあって? バッドトリップしてしまい、スゴい大変でしたー。背中はびっしょり冷や汗、でも顔はニコニコ。いやぁ、ヘビィだったなぁ。けれど結果的にいろんな部分も(後から振り返って)分かり、豊川バンド&吉川ナオミのコラボレーションとしては、この日は1つの境目になるかもしれません。(翌日の新発田ですぐ修正してのぞめたし!)そういう意味では、またぜひ、次回リベンジをしたいです。ジャズフラッシュで。
ステージは、2部の後半からセッション、諸事情あり最後までいられずすみせんでした。けど、すごい盛り上がったらしいです〜☆今回、セッションで企画してわれながらよかったな。参加してくださった皆様ありがとうございました!


☆10th 新発田Jazz Story 
★幻の路上ライブ!

「姉さん、事件です!」
第10回目を迎える記念として、今回、初めて昼の3時〜5時に路上ライブを頼まれました。お天気の心配はあったものの、当日さわやかな秋晴れに。新発田の夜の繁華街の駐車場、居酒屋かぁちゃんの向いという絶好のロケーション。ww お客様もけっこう集まって来て、はりきって音をだしたところ。。。「苦情がきてしまい、急遽、路上は中止」ということに!えええ、なんで当日そんなことに?


(居酒屋「かぁちゃん」で記念撮影!これで皆かなり満足^^かぁちゃん、ありがとう!)写真を提供して下さったAさん、感謝です!そして、婚約したばかりの、とうまっちカップル二日連続でお会いできて嬉しかったです〜。幸せオーラ溢れていてワタシも嬉しくなっちゃいました ♪

が、主催者の機転で、すぐ近くの夜の会場であるリレーションさんに場所を移して何とかライブを続行できました。リレママ、ありがとうございました^^
30分ほどロスタイムあったものの、始まったらけっこうお客様も来て下さり、盛り上がりました。

(thanks!古沢さん撮影)
前日のフラッシュの反省点を生かして、最低限のポイントを決めて、リーディングしてあとは達者なメンバーの演奏力を存分にひきだしてもらい、なかなかいいライブができました。Close To Youの16beatバージョンはめっちゃ気持ちよくカッコ良かったなー。

2部は、豊川バンドをフューチャーしてかなり盛り上がった模様^^(やっぱ、路上でそのままやったら、爆音で結果的にヤバかったかもね^^;;)

★道のえき「Rise Up」

走って次の会場へ、衣装を黒いドレスにチェンジ!地元新発田の誇る精鋭集団のビッグバンドと春に続き2度目の共演です!今回は、大好きな曲をよくばって全部新曲で用意させてもらいまして。ガーシュインの2曲「Love Is Here To Stay」「S' Wonderful」はビッグバンドで歌うのは念願でした。そして、なんといっても無謀にもチャカカーンの「Through The Fire」やっちゃいましたよー。オホホ。だって譜面があったんもーん。好きなアレンジでした。しかし、キーは1音は高かった。ふだんなら絶対歌わないハイキーで、熱唱しました。サックスの田村さんの超絶ソロとつなぐところ、かなり熱をこめて歌って自分でも録音きいて鳥肌たった!この曲は、実はドラムの本間さんも素晴らしいのです。ソウルバラードのドラムのツボを抑えてます。うう、また歌いたいなぁ。
アンコの「Lady Is A Tramp」も、リハでは出さなかった超ハイトーンでスキャットしちゃいました。すごい楽しかった!

Rise Upの演奏は本当に楽しくて息がぴったりあってて、マーク・マリンの指揮が素晴らしくて、回を追う毎に魅力が増している素敵なビッグバンドですね。またぜひご一緒できますように。
ドラム本間さん&SAX田村さんの「激アツ」コンビと♪
 マーク・マリン!

ライズアップとの共演で、満席立ち見のお客様の前で大喝采をあび、なんだかすっごい元気になって、最後の会場へ。よし、気合い気合い。

★RELATION 「佐藤文孝カルテット」

昼にご一緒した若林さんに、文孝さん、豊川くん、そしてこの会場から、ウッドベースの達人、長野賢一さんが加わり、すっかり夜のメンバー!曲の方も、ジャズ寄りの選曲で、大人な感じで攻めてみました。
新発田は、この時間帯に同時に10カ所でライブやってるので、お客様は周遊する傾向にあるんですが、1/3ぐらいの方が最初から最後まで聞いてくださいました。ラスト付近で、新発田市長もご来店し、アンコールからまた店が満杯になり、ダブルアンコールまでやっちゃいました!!冒頭に書いたように、もう、ラストは燃え尽きました。最高の気分でした。この店は毎回ライブ映像を撮影されるスタッフの方がいるのですが、今回のライブをすごく良かったと言ってもらえて、熱をこめた撮影をしてくだそうで、出来上がりが楽しみだな。


まぁ、内容として
うまく語れないけど、
演奏後、全員が放った言葉が
「このメンバーはヤバい!」
皆さん、それだけ、自分のなかで、高いポジションの演奏ができていたんだと思います。

冷静と情熱の間の振り子がハンパ無いんです。

歌ってる最中、音に溶け込んで、グルーブを本能で感じて、歌のフレーズも、何も意識せず生まれる....

この感覚、久しぶりに味わえた。


そして、わたしの心に、ここ最近締めていた暗い雨雲のようなものが、このライブ後にはなくなっていて、明るい光が差し込んでいました。
実は、ずっと悩んでいた迷いも少しふっきれました。また、歌えそうです。
この日の共演者の皆様は救世主です。素晴らしい演奏とあの空間のおかげです。

今回特別にお世話になったリレーションの綾子ママ、そしていつも励ましてくれるバードの由香さん、ここまでイベントを盛り上げてくれた主催者の小島さんはじめ、お世話になった皆様本当にありがとうございました。

そして、トップの写真は、後から追記しましたが、燕市の我らが本間カメラマン!躍動感溢れるショットで、この日の私のあの一瞬を切り取ってくれていてすごく気に入ってます


やっぱり、新発田は、わたしに特別な魔法をかけてくれる街。

新発田新発田の人々も本当に大好き。

わたしと新発田の蜜月、まだまだ続きそうです〜♪


第10回新発田ジャズ物語に関わった皆様、本当にお疲れさまでした&ありがとうございました!