9/23 CTH 雨の清水園〜三百年の歴史を超えた音楽旅行〜

連休中に仕上げる!と、決めていたので、CTH レポ後編も一気にお送りします。
(※なお、前編Blue Cafe編はこちらです☆ http://d.hatena.ne.jp/Cherry-Jam-Club/20121006)

◉ よろっto ローサ Special Stage

9.23(日)、朝から雨模様。古町界隈の人通りも少なめでしたが、この日はお昼に、西堀ローサ内「よろっto ローサ」のショートライブがありました!急遽決定したプログラムだったので、あまり告知できず、ごめんなさい。けれど、前日のライブに来て下さった方が、「自分は行けないけど、こんな凄い人たちが来てるから絶対オススメ!」など、メールして下さったり、Twitterで情報を知って駆けつけて下さったり、(ブルーカフェマスターもランチ営業を抜けて来て下さいました-^^)もちろん、道行く方たちも、パフォーマンスが始まると、おっ!って感じで足を止めて聞きいってくださいました。

このステージは、3人のコラボ中心に、Vocalナンバーも色々やらせてもらいました。渥美くんと久々にDuoで、バラードを歌ったり、SAROくんが、会場の椅子を持って来て、ダンサーさながらに、(あ!ダンサーだけどww)ポーズを決めて踊ったり、私にとっては、貴重で贅沢な内容のステージでした^^ 楽しかった! 

そして、この日は「散歩〜新潟市のあたり〜」のカメラマン、伊藤さんがいらしていて、素敵な写真を撮影してくださいました(上記)。伊藤さんのライティングも構図も、大好きなんです。
何点か紹介します! 伊藤さん、ありがとうございました!

↓こちらのBlogに沢山でています。

http://blog.goo.ne.jp/tp7h/e/b2c596ec28b0a86a34e1625e696c32b7

◉悠久の時を超えて...清水園の書院にて。

そして、舞台は、CTH新潟ツアーファイナルとなる、新発田市清水園へ。城下町新発田の歴史を今に伝える。回遊式の大名庭園で、国指定名勝にもなっています。夕刻、雨の中...お客様が、続々といらっしやっています。駐車場は満杯。会場の書院も、ステージを囲むように、お客様がズラリ。

前回のBlogに書いたように、色んな方のお力添えでここでのライブが実現したわけですが、中でも、「和の空間とタップやギターのコラボは絶対面白い!」と、この場所を提案してくださったCafe Novaの松井さん、短い期間で沢山の方に声かけしてくれた、バードの由香さん、、お二人の導きと、快く会場使用許可と御協力くださった北方博物館の佐藤さま、はじめ関係者の皆様に、心から感謝して、二人のパフォーマンスを私も観客の一人として見守りました。

音響的には難しい会場でしたが、この日も全面的に古沢さんのサポートがあり、安心してライブに集中できたことに、深謝。また、この日の撮影は、燕から敬愛する写真家の本間透さんにお願いしました。素晴らしいショットと共に御覧下さい。

1st Set、まだ日暮れ前の、雨に濡れた美しい緑の庭園をバックに、二人のパフォーマンスが展開されます。昨日のBlue Cafeの熱いカプセルの中で浮遊していた時間とは、違う...。同じ曲なのに、感じるものが違うのです。これは、あの場にいないと、私の語彙では、うまく説明できないです^^;; でも、渥美くんの演奏中の顔つきが、何ともいえない柔らかい表情になってる。空間との共鳴が始まったんだな....。 

休憩をはさんで、2nd Setは、吉川ナオミがゲストで参加。すっかりあたりは暗くなり、緑の庭も小さなライトアップ照明でうっすら照らされている以外は夜に染まっています。

実は、二日目の最後の、このステージのVocal選曲にギリギリまで悩みました。なんせ、会場の雰囲気、音響、お客様、時間帯、、なにより『清水園』という場所。...  結果、リハもなしでぶっつけ本番の曲も入れちゃって^^;;。けど、このリハ無しで3人では初めてやった、「Close To You 」...ホントにびっくりするぐらい渥美くんのギター&サーロくんのタップがイメージした通り のFeelingでした!(エスパーかww) とくにサーロくんの、あのSlowな曲に入るタップ。ドラムや、パーカッション等のリズム楽器じゃ絶対に表現できないGrooveと間合い..(たとえば、タップ板の上で、足を弧を描くように、ゆったりまわすのですが、それがドラムのブラシより、グッと心に響く音の波を創るのですよ!!)マジで鳥肌でした。。。

そして、どの曲も歌っていて、独特の緊張感がありましたね。歴史の重みというか.......あそこに立って、声を出して、そこから見える景色は、お客様の表情とともに脳裏に焼き付いております。よい経験をさせてもらいました。
※お客様から、後日嬉しい感想をいただきました。紹介させていただきますね。

♬Close To Youはじめ、今回Vocal入りの3曲は吉川さんの艶を感じることができたステージでした。しっとりとした奏で方に女性の、ヒロインの所作をみれたからです。
♬Close To Youにタップが入るとああいう行間が、奥行きができるんだああ!と発見をかみしめていました。コンゲイロ・トレス・フーファーズのお二人の演奏にも引きこまれました。フォルテだけでなくピアノの表現もとても素敵で、感動していました。

ありがとうございました!励みになります


二人のステージは、ここからさらに加速。MilesのBlue In Green、、最高に響いたなー。お客様からキーワードをもらって即興で曲を創っいく、お題コーナーも(今回、二日間で3回やってくれました)イマジネーションの海に飛び込めたし。

個人的な大波ドッパーンは...新潟ソロライブ1回目に聞いたときから曲の力に心掴まれた、渥美くんのOriginalの「Mother」ですね。この日もソロで演奏してくれたんだけど、サーロくんのいた特等席(縁側の下の庭に降りる石の上)の横で、夜の庭に身を置いて、聞いていたら、いろんな感情が一気に押し寄せて、涙腺が崩壊寸前、、いや、完ぺき、泣いてました。あの場所であの曲は我ながら、ヤバ過ぎました。いつ聞いても何回聞いても、本当に心を貫く曲ですが、夜の清水園の庭は、..あい過ぎ。

2部は、そこを去るのが名残り惜しそうなぐらい、二人がアンコールの最後の瞬間まで、高いパフォーマンスをしてくれてました。
「この清水園書院は、300年以上前から、お武家さんが昔からこの場所で、宴会や能などお客様を招いて、行って来たと聞いています。今夜は、僕たちが、その時間を。。本来あるべき姿を、この場所で皆さんと復活させることができました!!」という渥美さんの力強いMCに、会場から割れんばかりの拍手が。300年以上の時空を超えた、本当に素晴らしい夜でした!!

「また、ここで、やりたいなぁ。。」と、庭に向かって渥美くんが話してましたが(笑)また、違う季節、彼らときっと再会できると思います。皆様、引き続き、応援を宜しくお願いします!!



打ち上げは、Cafe Novaで。お世話になった皆様、関わってくださった全ての方、そしてお客様、本当にありがとうございました。1人では何もできませんでした(涙)もちろん、課題も反省もありますが、短い準備期間で自分たちのできる、最高のイベントを実現できたと思います。そして、二日間とおして、沢山の写真たちにも現れている、サーロくんのハッピー全開ぶりと細やかで優しい気配りに、ものすごく助けられました。んもう、大ファンっす♬^^


立役者!松井さん&由香さん

最高のサポートいただいたチーム新発田
そして、このご縁は、これからも続きますように!!

来れなかった皆さんも〜次回は、ご一緒に、「感情が動くと書いて『感動』なんですね!」(今ナオミ談)を、実感してね。



Thanks!! All Our Friends 2012* Niigata CTH Tour

Yukihiro Atsumi* Naomi Yoshikawa * SARO



☆最後に、渥美くんが二日間に渡りMCで紹介していた、彼の所属プロダクション Origami レーベルが、『Oshite』という、またまた革新的なことを始めましたので、ここで紹介させていただきます!!

これは、月額525円で、origamiの所属アーティスト(渥美幸裕、45 a.k.a. SWING-O、Shingo Suzuki、mabanua)や、他のミュージシャンの最新コンテンツ(新曲、ライブ音源、映像、コラム等)をダウンロードできちゃうという、音+コンテンツという、全く新しいパッケージ提供のスタイル。つまり、あの場所で、あなたが聞いたあのライブが、翌月コンテンツとしてDLできちゃうかもそれないのです。まさに、WEB時代の進化系。いつも、新しい時代を切り開いて来たorigamiならではの着眼点で、業界からも熱い注目が集まっています!! 私も、もちろん、会員になりました〜^^


代表:対馬さんのコメント
http://ori-gami.com/yoshitsushima/2012/09/oshiteとは?をより分かりやすく解説/

Oshite のサイト
http://oshite.net/


このBlogでは、こうした新しい動きもチェックしていきますね〜

そして、次のBlogでは、いよいよ吉川ナオミの1st CDの全貌を明らかにしまっせ!!(※すでに、お気づきかもですが、こうして「予告」をして、締め切りを自らに課しているのです。ふふふ、。。。)