第10回新潟ジャズストリート レポート その2

☆2007-7-15 喫茶マキ

今日は,ジャズストレポート2日目、,の様子を簡単にレポートします(ちょいと日にちが経っているので,詳細はうろ覚え;;)


喫茶マキさんの出演は、これで4回目。なぜか,毎年夏!毎回、違うメンバーです。

5時開演、、なのに、4時半過ぎても、メンバーが誰も来ない。来るのはお客さんばかり、、、。どうやら、三条メンバーは出発が予定より大幅に遅れているらしい。。「先にサウンドチェックやっててね」のメールが。。ううむ、、、今回は,全員揃っての事前リハもなくって、初めて渡す譜面もあるのにな。本番までのリハで,進行確認して何とかなるだろう!の考えの甘さを思い知りました。トホホ

ようやく搬入セッティングを始めたメンバー。その間にも続々とお客様が、、、えと、、私の知る中で、これは過去最高の動員数ですよ。あの喫茶マキの空間がぎっしり人で埋まっています。会場から湯気のような熱気感じます。ちょっと,ナオミ+トリサ、、、緊張で青いです。ブルッ!

5時。結局、リハーサルも音だしも何一つなく(油汗)、華やかな雰囲気の中、インストがスタート。長年連れ添った夫婦のような、あうんの呼吸で演奏する元祖☆サトーズバンド! お客様も、みんな「待ってました」とばかりに嬉しそうです。インストの途中で、ナオミのMCによるメンバー紹介。ウケていたようで、よかったぁ♪

そしてヴォーカルタイム。
今回のこのライブは、3つの趣旨があって。最大のテーマは例の「ヴォーカルCD 発売記念ライブ」そして、エリントンメモリアル&ナオミ+トリサデュオが付随しております。なんで、CDの紹介しつつ、エリントンのことにも触れ(もちろんエリントンナンバーも歌い)、田村トリサさんとのデュオを楽しんでもらう。。実に欲ばりなスペシャル企画だったのでした。

いやぁ、欲ばりすぎて、ちょっと構成やMC展開がいつもより大変でした。反省しています。

反省と言えば、、2部で歌った速い曲で、ドラムソロの後、久々にフライングして入ってしまったらしく,迷子チャン状態(泣)グルーヴならぬ,,,グルグルでございます。でも,チカラ技で?そのままエンディングまで歌いきりました。ライブ終了後、控え室で着替えながら、反省の涙がマジでぽろり、、、(メンバーの皆さんごめんなさいぃぃぃぃ!!)

MCでもお話しましたが、サトーズバンドのメンバーは私にジャズのいろはを教えてくれた「オカーさん、オトーさん」のような方々です。だもんで、不肖・ムスメとしては、別の意味で妙に毎回緊張してしまうのです。(ある意味,東京のプロの方と共演するよりプレッシャーが)。そんななか、私の勝手にいれたスキャットやフェイクに、遊び心いっぱいで、すぐ反応してくれるメンバーの素晴らしさも同時に味わいましたよ! どうよ!これぞフロム三条ジャズです。お客さんも,大喜びでしたね。

トリサちゃんは、全体的にミディアム&スローなテンポの構成で。独自のアンニュイでオーガニックな雰囲気を作り出しています。ミニスカートが似合っていてうらやましー♪ CDの曲もライブだとまた違った魅力で響きますね。彼女のMCでレコーディングは「喉の奥にマイクをつけたような」という表現がリアルでしたね。さすが翻訳家!

あまり露骨な宣伝活動はしてませんでしたが、休憩時間には,何枚かCDも売れました!
嬉しかったのが、4月のジャズストのフラッシュで「ナオミトリサ」を聞きにきてくれた女性の方が,また私たちの歌めがけて足を運んでくださり、今回CDをお買い上げしてくださったことです。

ライブ終了後、3年ぶりぐらいに歌を聞いてくださった方が「ナオミさんの曲聞きながら、鳥肌立ちました」と身に余る褒め言葉をいただき、「冷房効き過ぎの寒気じゃないですよね」なんて、心の中で突っ込んだ私、、。あ、私の歌ではなくてバンドの演奏かも、、、、。次回までに、素直に「ありがとうございます!!」と言えるようもっと精進しますね。

うん、いつか,近い将来、三条のオトーさんオカーさんたちに恥ずかしくない、三条ッ娘のジャズが歌えるように、ナオミはまだまだ頑張ります。

いつもジャズストが終わると、ある種の燃え尽き感があるけど、このマキのライブは、新たな闘志が沸いたステージでした。