真冬の感動!!☆19thジャズストReport

『1月は行く、2月は逃げる、3月は去る。』とは、よく言いますが、

ナオミ流に『1月は行っちゃえ!2月は捕まえろ!3月はカモン春!w』

の精神で...2012年、風邪もひかず、今のところ体調も良好です。(雪かきの筋肉疲労はあるけど)


さて、大変遅まきながら1/21のジャズストリートのLive&Photo Reportをさせていただきますね☆ 

お昼の12時皮切りと共に私たちのステージもスタートし、23時のファイナルライブ終了、その後のセッションまで、真冬の熱い1日でした。

そして、なんと言っても、圧倒的に素晴らしかった!! ジャズピアニスト 外山安樹子さん。
今回、新潟ジャズストリートは初出演(過去に新潟市政令都市記念春のジャズストに出演あり)だったのですが、...新潟の多くのジャズファンに心からの感動を与えてくださいました。

吉川ナオミ的には、毎回ジャズストは、当日リハ(できないこともある)入れ替え時間も短く、様々なハプニングも込みで、通常のステージとは違ったお祭りモードも含めた精神状態で臨んでいます。言い換えれば、何があっても、どうにかしちゃえって感じ。けれど、ジャズストのコワさは「一期一会」でもあります。たとえ、2時間の枠が与えられても、お客様によっては次の予定を組み込んでたり、たまたま通りすがりだったり、混雑で覗くしかできなかったり、わずかの時間、、1曲も聞いていただけないケースもある。だから、金太郎飴みたいに、どの曲も、どの瞬間も、自分らしい歌を届けなくてはいけないということ。1曲歌って、あたたまって、エンジンかけちゃうようではイケナイのですね。

だから、ボーカルは今回も1曲目(Night and Day)から全開でした^^

嬉しい事に、マキもジャズフラッシュも超満員御礼‎(´∀`*)。
昼と夜、ベーシストが入れ替わり、マキは上野さん、ジャズフラッシュが小黒さんでしたが、会場の雰囲気は全く違って、どちらも面白かった!


マキは、ジャズストの会場の中でもかなりのキャパがあるお店ですが、ここは椅子やテーブルが全体的に低く、ステージからお客様への視界の抜けがたいへんいいのです。店内も明るいので、まぁ、会場中のお客様の表情や様子が手に取るように分かる。みなさん、すごく楽しんでくださっていましたし、その明るいハッピーなエネルギーが店内に充満していました。びっくりしたのは、1部が終わって、2部に次の会場めがけて、半分は入れ替わるだろうと思ったのに、殆どのお客さんが動かず、2時間のステージを最後まで楽しんでくださったこと!これは、嬉しい誤算でした。

演奏のほうは、外山さん...早朝に千葉から新幹線で10時台に新潟市内に到着でしたが、そんな疲れは微塵もみせず、全身全霊で緩急の利いた素晴らしい演奏を披露してくださいました。そして、めちゃくちゃ久しぶりの共演の上野さんは、相変わらず、ほしいところにぐっとくるフレーズで、どの曲も巧みなかつ、気持の入ったベースプレイで流石でした!!


若林さんは、外山さんとの共演を私以上に?楽しみにされていただけあり、本当に1曲1曲、入魂のドラムでしたし、私も心から信頼してるので、ホントに気持よく歌えましたな。なんたって、音が美しいので、外山ピアノにすごくマッチするんだと思います。 個人的に、2部の A Happy New Yearでちょっと泣きそうに。Blue Moonのサンバはめっちゃ楽しかった!

マキさんは、今まで足を運んでくださった方はもちろん、初めて私の歌を聴いて下さった方沢山もいて(ジャズストの醍醐味!)ファンになってくださり、2月のライブも早速ご予約が....。これは本当に嬉しいことです。

ライブPhoto もいい写真が沢山で、選ぶのに苦労しましたよ〜。
撮影してくださった、水澤さん、ありがとうございました!!


さて、このあと、次のステージまでの長い長いインターバルは、前に日記に書いたので、>>>>>早送りしまして(ジャズスト難民になったちゅう話)本音をいうと、7時間もあいたあと、集中力が保てるかコワかったのと、殆ど寝てなかったので、ホテルで仮眠とって寝すごさないよう、何とか耐えました...(;´д`)=3 (

>>>>>  が、そんな心配は、30分前の会場入りで、雨の中、ずらーーっと、店の外に並んだお客様の姿をみて、感動してふっとび、さらに、1曲目のインストで、外山安樹子さんの『It Could Happen To You』の最初のフレーズで、地球外の銀河系の彼方にww一掃されてしまいました。

フラッシュは、客席部分とステージが1対1の広さという、ある種、すごいバランスの会場なんですが。
あの日、ぎゅうぎゅうに入ったお客様(満員御礼で、かなり入店お断りしたそうで、申し訳ありません)と、ステージの上の私たち4人。
見た目の人口密度は全く違っていました。。。が、、
演奏の密度の濃さ。そして、受け取るお客様の器の広さと深さ、浸透具合と返って来るレスポンス。

これは、本当に、素晴らしい黄金比率だったのではないでしょうか。

前述の視界の開けたマキとは全く違って、ジャズフラッシュは照明の関係で、客席があまり見えないのです。そういう意味で、お客様の様子や表情は歌ってるときは、よく分からない、緊張感もあります。けれど、見えないからこそ、肌で伝わるものも大きい。あの夜、私は、ただひたすら、外山安樹子さんの、圧倒的にスゴいピアノの音の海の中で、音に集中して没頭していました。
きたなぁ。
※2部の最初は、Soloで『May Journey』を披露!

本当に、外山さんの指の動きは、見惚れます。そして、スケールの大きな感動を呼ぶあの音のパワー。ただ大きな音っていうではなく、紡ぐメロディが琴線に触れまくりで素晴らしいので、心から感動してしまうのです。
小黒さんの演奏も、外山さんに触発されて、さらに多幸感が倍増していましたし、デティールで繰り出す細かい弦の動きは、きゅんきゅん胸を鳴らしました。

若林さんは、全身全霊で、音楽の躍動感を。。曲に命吹き込んでくださいました!

そして、個人的に、(マキもジャズフラッシュも)外山さんの素晴らしいオリジナルを、新潟のミュージシャンの方がしっかり予習して、嬉々として当日演奏してくださったこと、すごく嬉しかったし、私も観客の一人として大いに楽しめました。うん、新潟のニュースタンダードはここからかも(笑)

本当にいい、ステージでしたよ!!!

そして、私は、今の自分を出し切ったし、挑戦的なこともできた。その上で、足りない部分や、もっとトライしていきたいことも冷静に分かったし、何より完全燃焼できた夜でした。

あ、、、ジャズフラッシュで1点だけ、後悔。(-‸ -ㆀ)
長いインターバルで雨の中、歩きまくり、セットした髪の毛も化粧もハゲハゲだったのが。。写真等で見返して、あちゃーー Σ( ̄ロ ̄lll)と悔いが残りました...ww

なお、ジャズフラッシュの写真は、今回もsatoshi氏さん(※印)、そして、動画も撮影してくださった小野さんからです。


とにかく、素晴らしい共演者とお客様との、至福の1日でした!!

なんといっても、外山安樹子さん。
お客様のなかで、「なでしこピアニスト」なんて、おっしゃってる方がおりましたが、まさに、日本女性=なでしこの美しさ、強さ、心の徳を持ちながらも、世界に対峙する才能をもった真のアーティストですね。また、ぜひ共演したいですし、新潟にも来ていただきたいです!! 安樹子さま、これからも宜しくお願いします☆

文章もお上手な、外山さんのブログ「もっと生きてる日記」で、ジャズストのレポが!
http://blog.goo.ne.jp/akiko-toyama/e/942fec5775513ba0029ccd1309b6a382


マキのママ、スタッフの皆様、フラッシュのマスター、mikioさん、万全の体制でご配慮いただき、楽しいステージができて感謝です。

そして、当日の運営に関わってくださった全ての皆様に、心からお礼申し上げます。
いやぁ、ジャズストって、やっぱり特別だわ。
また、夏のジャズストリートも、、....出演できたらいいなぁ(*´∀`)。


それまで、待てない!待ってないでいいス!!(笑)10日後の2/17(金)は、この冬のジャズストで各会場を湧かせた人気プレイヤーがジャズフラッシュに集結します。

この日特別に披露する、吉川ナオミ×ナタリー石田さま
吉川ナオミ×RENA ちゃんとのデュオも楽しみです。

ぜひぜひ、皆様いらっしゃってくださいね。盛り上がりますよ〜☆予約も入って来てますので、お早めに〜^^ ,



※ちょっと検索していて、他の方がジャズスト観戦してくださったブログを、たまたま発見しましたので、コピペさせていただきます^^
もし、他にもアップされている方がおりましたら、ぜひ教えてくださいませ。

http://akaudon.at.webry.info/201201/article_7.html
http://ameblo.jp/cs3/entry-11142470184.html
そして、毎回臨場感あふれるシーンを切り取ってくれるsatoshiさんのblog!
http://blogs.yahoo.co.jp/satoyoko99/29149138.html

あ、これは、昨年の夏のジャズストに来てくださった方ですね!
http://ameblo.jp/zenzan2525/entry-10958540809.html

皆さま、感謝です!!


☆おまけ

ジャムセッションで 篠田さんのドラム、小黒さんのベース、サックスはあの、八木敬之さん!威嚇されながら、パーカーをscatで歌っております(笑)。また、八木さんとはちゃんと共演してもらえるよう、精進します〜♪