ヴォーカリストのつぶやき

Cherry-Jam-Club2008-05-23

ああ、楽しかった。

先週のスワンライブ、2ヶ月ぶり& 体調不良で声をだして殆ど練習していなかったプレッシャーで、直前までフラフラと立ちくらみ&インストの間にお腹がピーピーと下っていたのに、本番は、ピタッとやんで、いつも以上にリラックスして力を抜いて歌えた気がします。

今回は、DMも作成する余裕がなく、ちょこっとメールでご案内したぐらいなんですが、けっこう沢山お客様が来てくださいました。(以外に、せっせと郵送ハガキ出さないときのほうが、人が集まるんだよな〜)

そして、メンバーは今回も繁忙期の方が殆ど、、、でしたが、何とか当日リハに全員集合。久しぶりのくせに、リハ一発新曲を何曲も持参するワタクシ、、(他のボーカルの方にきくと、やっぱ、新曲は事前練習のあるときに持っていくそうで、リハ一発というのは、、あまりないとか>苦笑)。いや,実際は4曲持っていたんですが、うち1曲は、「歌詞のロレツがあやしい」「ノリができていない」とリーダーの一刀両断で、速やかにボツ!(にしました。其の通りでしたので。)。

他の曲も、まだまだ歌い込まなくちゃダメですけど、、でも、今回、歌えて幸せでしたーー♪ 

☆選曲のこと

私は、性格が優柔不断なので、ホントにギリギリまで曲を決めるのに悩みまくります。慣れてる曲は歌詞も完全に頭に入ってるし、歌う心構えとしての安心感がある。でも、毎回来てくれるお客さんに、新しい曲も届けたいし、私も新鮮な気持ちでライブに臨みたい。ジャズ初心者が多いときは、ポップスのジャズバージョンや良く知ってそうな曲もいれたい。バンドメンバー各自をフューチャーする曲もほしいし、テンポもボサやラテン、4ビート,スロー、アップテンポ等変化がほしい。あ、関西弁の訳コーナーどこにいれようかなー。。。

なんてことを悩みながら、、、いちお、考えてるんです。これでも、、、。(でも、結果的には、なかなか冒険できませんが)

☆客席の反応

今回は、ボーカル仲間が沢山きてくれて、いろんな感想やコメントをくれました。

※女性ボーカルの方が3人とも、同じ曲を誉めてくれました。1部のラストで歌ったyou'd be so nice to come home toです。
「ナオミさんのアップテンポは、小節にとらわれず、自由に歌えてて聞いていて気持ちいい!」
「ナオミさんは、特に、1セット目最後のYou'd Beのような速めの4ビートのノリがすごくいいです。それが自分にも備わるといいなと思います。本当に勉強になります。」
「you'd be so〜は今日バンドで散々な練習してきた後で、ナオミさんのversion聴いて目からウロコでした☆素敵です! 」

※一方、男性陣からの人気曲は、bossaや2部で初めて歌った(ずっと歌いたかった!)James Taylerの「Let Me Be Lonley Tonight 」が好評でした。この曲、、リハと本番で、バンドのテンションがえらい変わってしまったんですが(笑)実はこのバンドでは、よくあることなので、そのテンションに自分がどのぐらい乗っかれるかも、まぁふたをあけてどっきりで、毎回スリリングです。ギターやピアノ等、フューチャーする楽器で雰囲気も変わるし、8ビートで歌うのも新鮮だし、これからも,歌いこんで、自分のレパートリーにしたいなぁ、、と思いました

※2時間半のライブで、ジャズ初心者の方も「あっという間で楽しかった」というコメントや、「ボーカル曲が多くても全然あきない、ステージングがすごくよい」と、MC含めて嬉しい感想をいただきました。

☆Basic Form Jazz

※最近、ますます個々のレヴェルがアップしていらっしゃいます。スゴく個性的なメンバーなのですが、最近は4人のバランスや駆け引きみたいなもんが絶妙になってきました。今回、各メンバーとボーカルのデュオを曲のあちこちで、遊びでいれてみましたが、ピアノとのバースイントロ、べースだけでなく、ドラムやギターとの曲間のデュオ等、好評でしたー♪またやろう、、手に汗にぎってるけど。とにかく、素晴らしいメンバーの演奏で歌えて幸せです。ボーカル冥利につきます。

☆そして、、、課題、課題、課題

※もちろん、歌もステージングも満足できているわけではないんです(すごく楽しかったけど。)課題のマイクの使い方、息のコントロール、、、という、基礎がまだまだできてない。毎回、リーダーからは厳しく根性を叩き込まれています。(いつまで、使ってくれるんだろうと、首の皮の枚数を確認する日々)。漠然と自信がなかったことから、最近明確に気づいたことまで、課題を発見しては、どうやって克服するか、考えています。一時中断していた、もう一人の先生のレッスンも再開してみようと思います。

☆またお会いしましょう♪

そんな感じで、何歩か進んでるけど,何歩も引き返しています。果たして少しは前に動いてるのかな?行きつ、戻りつ、、、でも、やっぱり,歌うことで、生きてる実感がする、細胞が喜んでる感じがする、、それは自覚しています。ミュージシャンの皆様、ジャズファンのみなさま、、発展途上のワタシですが、またあの、♪の踊る空間でお会いしましょうネ